2024年 5月 8日 (水)

「関西電力汚職」証拠そろっているのになぜか大阪地検は及び腰!監査役に大物検事OB

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金ピカ先生・佐藤忠志のさみしい最期・・・蓄えた金使い果たし、近所回って1000円借りて安酒の日々

   金ピカ先生として、一時はテレビの売れっ子だった佐藤忠志が亡くなった。享年68。派手な洋服で、チンピラヤクザのような予備校の先生が、あっという間に時代の寵児になった。一時は、年収2億円あったといわれる。だが、テレビから消えると、これまたあっという間に忘れられていった。

   そうなれば、派手な生活を慎めばいいものを、見栄を張り、蓄えたカネも消えていった。脳梗塞もやった。仲の良かった妻もついには家を出て行き、近所を回って1000円を借りて、安酒を飲む日々。スローな自死である。体調がさらに悪化し、こう考えたという。「自分の人生には、もうなにひとつ残されていない」

   テレビだけではないが、人気商売というのは罪なものだ。一生有名なまま生涯を全うできる人気者など、1%もいないだろう。なんとなくもの悲しい話である。(文中一部敬称略)

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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