「関西電力汚職」証拠そろっているのになぜか大阪地検は及び腰!監査役に大物検事OB
金ピカ先生・佐藤忠志のさみしい最期・・・蓄えた金使い果たし、近所回って1000円借りて安酒の日々
金ピカ先生として、一時はテレビの売れっ子だった佐藤忠志が亡くなった。享年68。派手な洋服で、チンピラヤクザのような予備校の先生が、あっという間に時代の寵児になった。一時は、年収2億円あったといわれる。だが、テレビから消えると、これまたあっという間に忘れられていった。
そうなれば、派手な生活を慎めばいいものを、見栄を張り、蓄えたカネも消えていった。脳梗塞もやった。仲の良かった妻もついには家を出て行き、近所を回って1000円を借りて、安酒を飲む日々。スローな自死である。体調がさらに悪化し、こう考えたという。「自分の人生には、もうなにひとつ残されていない」
テレビだけではないが、人気商売というのは罪なものだ。一生有名なまま生涯を全うできる人気者など、1%もいないだろう。なんとなくもの悲しい話である。(文中一部敬称略)