2019年 11月 23日 (土)

温泉が止まった箱根、漂着ゴミで漁に出られない千葉、壊滅状態の北陸新幹線...台風19号の爪痕がひどい

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   日本各地に大きな爪痕を残した台風19号。10月12日(2019年)の直撃から1週間以上たったが、復旧が進んでいない地域もいまだ多く残されている。

   1日降水量の国内最高を更新した箱根では、大涌谷の源泉が土砂崩れで損壊。多くの宿で温泉供給がストップしている。「交通手段が遮断されて行けない」と修学旅行団体からのキャンセルが入るなど宿泊客は激減している。観光シーズンの箱根のダメージははかりしれない。

   天達武史気象予報士は「(こうした大雨は今後)箱根以外の場所でも降る可能性がある。東北、北海道など、普段雨が少ない地域も注意が必要」と呼びかける。

   漂着ゴミに悩まされているのが千葉県富津市だ。冷蔵庫やテレビなど大型のゴミも含め、岸から100メートル以上離れたところまでゴミや流木で覆われ、漁船は漁に出ることができない。漂着した看板には大田区、八王子市など、東京の地名が見られる。東京湾をさまよっていたゴミが漂着したとみられる。

北陸新幹線は最初から全部作ったほうが安上がり?

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   北陸新幹線は長野市赤沼の車両基地で3分の1の車両が水没した。シートは泥をかぶって茶色に変色、床には水が溜まっている。車両は78箇所で脱線し、整備を行う建屋は機械が水没。システム自体が被災している。鉄道ジャーナリストの梅原淳さんは「被害総額は360億円。総合的に考えると最初から全部作った方が安上がり」という。

   地元住民からは「よく水が溜まる土地」といわれたところになぜ車両基地が作ったのか。

   駅から近く、広大な土地があるという条件を満たす場所が少なかった。1996年の建設当時はハザードマップが存在せず、JR東日本は浸水を最大1.2メートルと想定し、2メートルの盛り土を行って車両基地を建設した。しかし、2007年に作られた長野市ハザードマップでは最大5メートルの浸水が想定され、今回の台風では3.3メートルの浸水が発生した。被害を防ぐ方法について梅原淳さんは、「できるだけ遠くに車両を避難させるため、もっと早めに計画運休をしておけばよかった」と指摘する。

   小倉智昭キャスター「東海道新幹線の車両基地の車両数はこんなもんじゃない」

   天達武史(気象予報士)「ハザードマップは役に立っているが、それ以上に大事なのが、自分の家の周りや、自分のよく行く場所などがどうなっているか、自分の目で確かめておくこと。決壊する場所が想定外の場所だったりすることもある」

文・みっちゃん

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