2024年 4月 18日 (木)

安倍首相にイチローやカズのウンコ移植!?持病「潰瘍性大腸炎」に画期的治療効果

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   週刊文春がまた主要閣僚の首を取った。地元有権者の葬儀に公設秘書が来て、香典を渡していたところを撮られた菅原一秀経産相が、安倍晋三首相に辞表を提出した。菅原は菅官房長官の側近だから、ポスト安倍を狙う菅にとっては痛い黒星になった。年内解散を目論んでいるといわれる安倍首相を始め、ポスト安倍を狙う連中もこれで勢いづくかもしれない。

   その安倍について、アサヒ芸能にこんな傑作なタイトルが出ている。「イチローと三浦カズの『最強ウンコ』が安倍難病を救う」。失礼だが、こじつけのいかがわしい記事かと思って読んだら、意外にまともな内容だった。

   安倍首相が持病の潰瘍性大腸炎による頻繁な下痢に悩まされていることは広く知られている。官邸関係者は「安倍総理は時々、タックがついたゆったりしたズボンをはき、『膨らみ』が見て取れることがある。記者たちの間では、おむつ仕様のズボンだろうという認識でいます」

   首相を悩ませる持病には、全部の大腸を切除するしかないといわれてきたが、最後の切り札があるというのだ。それが、<「健康な他人の便を潰瘍性大腸炎の患者の腸に注入する『便移植』です」(慶應病院関係者)>。藤田紘一郎東京医科歯科大名誉教授も「大腸疾患には、腸内細菌の多様性こそ重要なのです。腸内細菌の種類が多ければ多いほど、人体に影響を及ぼす病原菌の増殖を防げます」という。

   便移植は欧米で流行しているそうで、年間2万人が死亡するといわれる大腸炎の治療法として一躍脚光を浴びているという。なかでも効果が高かった便の主は「スーパードナー」といわれるそうだ。

   それがなぜカズやイチローなのか。1998年のフランスW杯で日本のサッカーは大惨敗したが、あの時は、メンバーの多くが慣れないフランスの地で下痢に悩まされたためだったといわれているそうだ。試合の場所も選ばず、最高のポテンシャルを発揮できるカズとイチローは、腸内細菌が最強だというのである。

   これは絵空事ではなく、元Jリーガーの鈴木啓太は、アスリートの腸内細菌を活用できないかとベンチャー企業を立ち上げ、カズやイチローなどの便を採取して解析しているというのだ。

   このやり方で寛解した患者は移植患者の3割程度だという声もあるが、安倍首相の通う慶應病院は、便移植の認可を受け、実際に行っているという。安倍首相がカズやイチローのウンコを身体に移植するというのも、荒唐無稽な話ではないようだ。

ラグビー日本代表の年収いくら?リーチ・マイケル8000万円、堀江翔太4000万円

   サンデー毎日が、安倍内閣の閣僚には新宗教と関わりのある大臣が多くいると報じている。雑誌「宗教問題」の小川寛大編集長が調べたそうである。多くの新宗教団体が参画している日本会議とのつながりは、安倍首相をはじめとしてよくいわれるが、小川によれば、世界平和統一家庭連合(旧略称「統一教会」)との関係が多いというのだ。

   安倍晋三、麻生太郎、高市早苗、加藤勝信、今回辞任した菅原一秀、菅義偉、田中和徳、武田良太、衛藤晟一、竹本直一などがそうだという。もちろん、過去に教団側が発表したり、報道されたことがあるということで、深いつながりがあると断定しているわけではない。

   この教団は、過去に「勝共連合」という反共団体を持ち、選挙の際、保守系候補陣営に人を送り込んでいたと報じられたことがある。政治家は「李下に冠を正さず」。痛くない腹を探られないよう気をつけることが肝心だ。

   週刊文春が小室哲哉とシングルマザーの看護師との不倫を報じたのは、2018年1月18日号だった。発売後、小室は会見を開き、不倫を否定し、これからは妻・KEIKOの介護をすると語ったが、それ以降も、一度も妻とは会っていなかった。そして今年の夏、双方が弁護士を立てて、家裁に、KEIKO側は「婚姻費用分担請求調停」、小室側は「夫婦関係調整調停」を申し立てた。

   小室側は当初、生活費として月額8万円を提示してきたという。週刊文春によれば、年収は1億円を下らず、今も家賃100万円以上するマンションに暮らし、運転手つきのベンツを乗り回し、今も件の看護師と一緒にいるというのにである。会見後には、小室が可哀想、文春死ね! などとほざいた似非文化人たちは、この記事をどう読むのだろう。

   織田信成(32)というフィギアスケーターがいる。織田は2017年4月に関西大学のアイススケート部の監督を引き受けた。ここは歴史ある名門スケート部として知られ、数々の名選手を輩出してきた。在学時代からつながりの深い芝井敬司学長からも後押しされ、一度は断ったが、監督を引き受けた。

   その織田が今年の9月、関大側から「突如、監督退任」を発表されたのである。大学側は「織田の多忙」を理由に挙げているが、織田は「濱田美栄コーチ(59)の嫌がらせやモラハラがあった」と暴露し、今回、週刊新潮に初めて激白したのだ。

   織田によると、きっかけはこうだ。1人のコーチがリンクで指導できるのは3人までというルールがあるのに、濱田チームのサブコーチたちが、5人以上の選手をリンクで八の字に滑らせていたのを目撃した織田が、濱田に「危ないのでやめてもらえないか」と伝えると、「アンタは間違ってる!」と激昂したそうだ。このルールを作ったのは濱田自身なので、怒られたことに納得いかない織田だったが、以来、濱田は「あからさまに織田を無視する」ようになったという。

   それ以外にも、織田は練習時間の変更や、学業不振の部員にペナルティを課すようにしたが、濱田にことごとく否定されてしまったそうである。次第に織田はうつ状態になり、めまいや吐き気に襲われるようになってしまった。

   こうした状況を知ってもらうため、弁護士を伴って学長と話し合いの場を持ったが、意外なことに、「そういうことなら喧嘩両成敗、2人とも辞めてもらうことになると思う」と、学長からいわれてしまうのである。大学の文武両道の方針に則って部を変えようとした自分が、辞めなくてはいけないのか。ついに織田は辞任することを決断する。

   東須磨小学校のイジメを引き合いに出すまでもなく、学校という閉鎖社会では、一般社会では考えられない対立や足の引っ張り合いが"陰湿"な形で行われているようだ。

   ラグビーW杯は、日本代表の活躍で予想外の盛り上がりを見せた。ラグビーでは優勝しても賞金はゼロで、黄金色のエリス杯を授与されるのが最大の栄誉というところもカッコイイ。

   気になるのは、W杯が終わってからの選手たちの懐具合だが、週刊新潮によれば、キャプテンで東芝のリーチ・マイケルとキャノンの田村優は、8000万円程度を社会人リーグの所属先からもらっているそうだ。スクラムハーフの田中史朗、フッカーの堀江翔太、ウイングの松本幸太朗らは、年収も入れて4000万円強だという。

   W杯の活躍で、欧州などから声がかかる可能性もあるという。五郎丸歩がフランスのチームへ移籍した時には、当時の最高額2億円といわれたから、一気に億男になるかもしれない。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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