2020年 2月 18日 (火)

「除夜の鐘がうるさいッ」近隣の苦情で打たない寺院が増えている!?年に1回の風物詩なのに・・・

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   大晦日の除夜の鐘を打たない寺が増えているという。近隣住民から「うるさい」という苦情が来るからなのだが、年に1回の、年越しの風物詩が嫌ろいうなら、自分がどこかに出かければいいじゃないか。

   東京・小金井にある「千手院」は、5年前から除夜の鐘を自粛している。住職によると、本堂と保育園の改築で鐘楼の位置を変えたところ、鐘の近くになった4軒の住民から「こんなところでたたかれては困る」と苦情があったのだ。裁判所が間に入って調停が行われ、「防音パネルを設置する」「深夜0時以降は鳴らさない」などの案が示されたが、「除夜の鐘を強行的にやってもしがらみが残ってしまう」と中止を決めたという。

   「高齢の方もいるということで、こんなんで鳴らされたら心臓がとまっちゃいますよと言われました。私どもは嫌がらせをするために除夜の鐘をやっているものじゃないので、そういわれてショックを受けました」と住職は話す。

   ただ、除夜の鐘ぐらいは打ってほしいという声は少なくない。約50メートル離れたところに住む女性は「除夜の鐘が聞こえた方がいいですよ。なんでそんなに文句言うのかなと思ったけど」と話す。

深夜でなく夕方に打つ「除夕の鐘」子供や高齢者の参拝増えた

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   実際、どれほどの音なのか。千手院の鐘と最も近い住宅の距離は約4メートル。都内の別の寺院で同じ距離で実験したところ、82.5デシベルを記録した。走行中の電車内やパチンコ店内の音量に匹敵する大きさだ。

   このように、苦情が寄せられたため除夜の鐘を深夜に行っていない寺院は、福岡県の東長寺、群馬県の宝徳寺など5寺院あった。日本仏教協会によると、除夜の鐘を中止したり、時間を変更したりした寺院は全国で数件確認しているという。

   静岡県の大澤寺は夜ではなく「除夕の鐘」として夕方に鐘を打っている。住職の今井一光さんは「夜は酔っぱらった人も多い。昼にやると年配者や子どもも来て、昔は50~60人だったけど、今は300人超えるぐらい来られます」と話す。

   松田丈志(競泳元日本代表)「夕刻にやることで、子どもさんや高齢者が来やすいなら、ひとつの催しとすればこれもアリなのかなと思いました」

   宮崎哲弥(評論家)「『月刊住職』という専門誌が、今年の除夜の鐘を夜につくか、昼につくかという特集をやっています。夜は高齢者や子どもが行けないので、夕刻にやるという流れもあるようです」

   司会の加藤浩次「年に1回のことですよ。苦情みたいなものを取り上げすぎじゃないかという気もするんだけどなあ」

文   キャンディ | 似顔絵 池田マコト
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