2024年 4月 19日 (金)

眞子さんもあるかもしれない「皇籍離脱」して小室圭と結婚!迫ってきた「納采の儀」延期のタイムリミット

東京オリ・パラ便乗の税金ばら撒きが酷すぎる!「錦帯橋ライトアップ」どんな関連があるの?

   東京五輪を隠れ蓑にして、役人どもが関係ない施設などにカネをじゃぶじゃぶ横流ししていると週刊ポストが報じている。去年暮れの12月4日に、会計検査院は東京五輪・パラリンピックを巡り、18年度まで国が支出した関連予算の総額が約1兆6000億円に上ったと発表した。

   これに大会組織委員会と東京都が見込む事業費と合わせると、関連予算の総額は3兆円を超えるそうだ。だが、国や組織委員会、東京都は、大会の総予算は1兆3500億円に収まるとしていて、このうち国の負担は1500億円にしかならないというのだ。

   そんなバカな! その上、五輪関連施策として、首を傾げざるを得ない事業にまでカネをつぎ込んでいるというのである。目立つのが水素関連事業費の多さだ。「燃料電池自動車の普及に向けた水素ステーション整備事業費補助金」が256億円、水素自動車を購入するための補助金が695億円など、多額のカネが経済産業省から支出されている。

   その他にも錦帯橋ライトアップ500万円、外務省はテレビ番組の英語吹き替え版の制作を支援している。海外からの国賓を迎える自衛隊員用の特別儀仗服と演奏服を52年ぶりに刷新したなど、五輪を大義にして、カネが注ぎ込まれているというのである。世界一コンパクトな五輪という建前は崩れ、かつてない大規模でカネまみれの五輪になることは間違いないようである。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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