2024年 4月 18日 (木)

「麒麟がくる」19%超え絶好調スタート 「大河の王道だ」「カラフル過ぎ」「川口春奈、頑張れ!」とネット大興奮

   NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が19日(2020年1月)スタートしたが、初回の平均視聴率が19・1%と、高視聴率(関東地区)だったことがビデオリサーチの調べでわかった。

   「沢尻エリカの変」で開始が2週間遅れて期待感が高まっていたせいか、初回の視聴率の19%超えは「真田丸」(19・9%)以来、4年ぶりだ。

   ネット上では、「久しぶりに王道の大河を見られそう」「沢尻の代役川口春奈、頑張れ!」と称賛の声が圧倒的だ。こんな声が相次いでいる。

「馬に乗った帰蝶、カッコよくてインパクト大」

   「川口春奈がいつ出てくるのかと思ったら、最後に馬に乗って現れた。チョロッと出ただけでしたが、カッコよくて、インパクト大でした」

   「二十年前の『国盗り物語』で帰蝶が言った、『父上 いただいたこの剣で御命を頂戴することになるやもしれませぬ』というセリフがまた聞きたい」

   「毎年、最初の大河を観て、その先1年間観るかどうかを決めています。昨年の韋駄天は大きく失望、さて今年はと初回を観て素晴らしい、引き込まれました。脚本も演出も俳優もすべて良い」

   「時代劇初挑戦での川口春奈に頑張ってほしいな~。また、望月東庵(堺正章)、駒(門脇麦)、伊呂波太夫(尾野真千子)、菊丸(岡村隆史)はオリジナルキャストだが、明智光秀(長谷川博己)とどのような関係になっていくのか注目していきた。魅力満載の悪党、松永久秀も好スタート。鋼太郎さんのつかみは素晴らしい。戦国の梟雄はこうでなくっちゃ。予告に出てきた『ボーっと生きている』感じの染谷信長も楽しみだ」

「戦国時代は自己主張が強く、衣装の色が派手だったはず」

   ハイビジョン4Kということで、衣装を含めてカラフルな画面になったことも、ネット上では賛否が渦巻いた。

   「多くの人が問題視する衣装のカラフルさだが、私は大賛成だ。戦国時代は自己主張が強く、色が派手だったとの資料もある、そもそも誰もタイムマシンでこの時代に行った事がないのだから、演出としては何も問題ない。荒れ果てた京都の街の住人は、ちゃんと見すぼらしい衣服を着ているじゃないか」

   「衣装がカラフルすぎる。非現実的に派手だ。農民があんなキレイな色の着物を着ているわけがない。青も緑も桃色も、和風でなくて蛍光色に近い。衣装担当の黒澤和子さんが巨匠・黒澤明監督の娘さんだからと、ダメ出しできなかったのかも?」

   「いや黒澤監督は、映画は白黒でも、色にこだわっていた。細部まで作りこんで撮影現場ではド派手なカラーの衣装だったらしい」

   冒頭の地平線まで広がるカラフルな田畑のシーンも論議を呼んだ。

   「冒頭の広々と広がる田圃。室町時代、あんなに整然と区画整備された田圃があったのか。圃場整備が行われ出したのは昭和の高度成長期からだ。大型トラクターが導入されて直線的な、畦も整備された田圃に作り変えられた。ちゃんと時代考証やってよ」

   「いや、岐阜県民は昔からきちんとした県民性だったよ。あれはありだ」

   いずれにしろ、今後のNHKに期待の声が。

   「前作の歴史的低視聴率を受け、守り一辺倒で行くかと思いきや、案外攻めの姿勢。気まぐれな視聴者にフォーカスせず、自分たちの作りたいものを作ることにしたらしいね。NHKらしい無責任さというか、NHKらしからぬ大胆さというか。当分、見てみようという気にさせてくれる」

   「買ったばかりの大型テレビで、朝九時から放送したBS4Kで見ました。ただただ画像と衣装などの美しさに圧倒させられました」

   「オープニングは、画像音楽ともにいきなり20年くらい前の大河ドラマらしいもの。驚きました。野盗がいきなり鉄砲を持っていたり、松永弾正がいきなりサンタさんになったり、破天荒な展開がご愛敬。私は、真田丸を思い出しました。敵を少数でやっつけるとか日本地図で移動をしめすとか。とにかくチャレンジングです」(テレビウォッチ編集部)

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