2020年 6月 6日 (土)

新型コロナで「病院経営ピンチ」!不要不急で受診自粛、院内感染怖い...大幅な減収減益

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   新型コロナウイルスの感染で病院にも深刻な影響が出ている。全日本病院協会など3団体の調査によると、調査対象の約8割が「経営が悪化した」と回答し、今年4月(2020年)の利益率は去年4月と比べると平均10%落ち込んだという。

   「(利益率が)2桁マイナスとなると給料も出せない、ボーナスも出せないということになります」。全日本病院協会の猪口雄二会長は、おととい18日(2020年5月)、こう訴えた。

   リポーターの阿部祐二が内科の診療所に聞くと、「患者さんの中に、院内感染のニュースなどで医療機関は危ないと思い込んでいる方が多いです。政府からも不要不急の外出をするなといわれているので、とくに高齢女性の方が顕著な受診抑制になっています」と話す。いつも来ている患者も、「点滴が週2回だったのが、お薬だけもらってすぐ帰ったり、お薬も今まで2週間出していたが、4週間ほしいと言ったり」という。

   この診療所では新型コロナウイルス感染者の治療を行っていないが、感染を恐れ、受診をためらう人が増えているというのだ。

新型コロナ感染者受け入れると、他の患者の手術延期

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   新型コロナ患者を受け入れている病院も、「新型コロナ感染者を優先し、別の患者の手術を延期するケースが増え、3月から件数が減っているので、診療収入が下がり、経営が悪化しています」と語る。

   全日本病院協会などによると、新型コロナ患者を受け入れた病院は(269病院)「利益率マイナス12.1%」、院内感染で一時閉鎖した病院は(146病院)「マイナス16.3%」となっている。

   司会の加藤浩次「病院は守らなくてはならないが、新型コロナウイルス患者を受け入れると利益が下がる。補償が必要になってきませんか」

   宮崎哲弥(評論家)「いま病院がつぶれたり、倒産したりしたら困るわけですから、これは国が補助する以外ないと思います」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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