2020年 8月 5日 (水)

『嵐』櫻井翔の父親から安倍首相の妻昭恵まで。「コネ電」と呼ばれる電通は今や広告代理店などではなく「政商」である

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   賭け麻雀やセクハラで辞めたエライさんは、その後どうするのだろう。巷では黒川弘務はプロ雀士がいいという無責任な声もあるが、弁護士になるという情報もあるようだ。

   女性記者に「おっぱい触っていい?」発言で辞任した福田淳一元財務省事務次官は弁護士資格を持っていて、2年前には資格認定制度に申請していたそうだが、女性のクライアントがつかないと諦めたのか、社会人向けのネット大学の委託講師になっていると、新潮が報じている。

   SBI大学院大学がそれで、ネット証券のSBIホールディングス(北尾吉孝社長)が運営している。担当科目は財政と社会保障だが、オンライン授業がメインだそうだから、女子学生へのセクハラはできないようだ。

   さて、電通は昔「コネ電」といわれていた。コネ入社が多かったからである。安倍晋三首相の妻の昭恵も元電通である。

  • 電通本社ビル
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博報堂が悔しがる電通の強み、それは役人の天下りだ

   持続化給付金事業を電通のトンネル会社が769億円で受注して、電通が巨額なカネを"中抜き"していた問題は、さらに広がり続けている。

   給付金事業を受注した「サービスデザイン推進協議会」(サ協)の業務執行理事で元電通の平川健司は、もう1つのトンネル会社「環境共創イニシアチブ(SII)」代表の赤池学と口裏を合わせて、釈明会見を行った。

   だが赤池が所長を務めているUDIの竹腰稔代表取締役CEOは、文春に複数の資料を示し、会見での平川の釈明は、平川自身の"やらせ"だったことを裏付けたのである。

   それまでして平川が隠したかったのは、彼の応援者である経済産業省の前田泰宏審議官を守りたかったからであった。さらに、サ協とSIIは赤池に報酬を払っていないと主張していたが、裏金のようにして年に1000万円も払っていたと元電通関係者が話し、赤池もそれを認めたのである。

   今や電通は広告代理店などではなく「政商」である。元博報堂の本間龍はWebマガジン「Wezzy」(7月2日付)で電通の強味をこう書いている。

   「こうした受注システム構築の基礎となるのが、役人の天下りである。しんぶん赤旗の報道によれば、2009年からの10年間で、11人の役職付き公務員と1人の特別国家公務員が電通に天下りしている。内訳は財務省、総務省、経産省、国土交通省、警察庁など幅広く、有名どころでは、元総務省事務次官で2018年に電通に入社し、現在は電通グループ副社長の櫻井俊氏は、人気アイドルグループ『嵐』の櫻井翔の父親である」

   本間のいうように、「民間同士の事業ならいざ知らず、国民の税金で行う事業で平然と巨額の中抜きが行われ、第三者が検証出来ない今の構造は、明らかにおかしい」のである。

   ガラッと変わってフライデーから。北村匠海(22)という俳優がいる。2017年に映画『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミ―賞新人俳優賞を受賞し、今年4本もの主演映画が封切られるという売れっ子だそうだ。

   その北村と、近所でいそいそと買い物をし、朝まで一緒に過ごす女性がいるというのだ。 彼女は彼より5歳上で、美人過ぎる社長秘書としてメディアに取り上げられたこともあるそうだ。

   めでたしめでたしのはずだが、そうはいかなかった。6月上旬のある日、北村がタクシーで向かったのは、先の彼女とは違う美人だったというのだ。まあ今が一番、無理がきく年齢だから、仕方ないんだろうな。

元木昌彦(もとき・まさひこ) ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、『現代の"見えざる手"』(人間の科学社新社)、『野垂れ死にある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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