2024年 4月 17日 (水)

大野智とシングルマザーA子の9葉の写真。沖縄の海、大野が好きな釣り船の上。A子を両腕で優しく抱きかかえる。A子の左の薬指にはリング。大野はA子と沖縄の離島に移住する予定だった。しかし文春記者が島を訪れると、2人が夢見た2000坪の土地は雑草だらけだった。何があったのか。

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   嵐のラストライブ「アラフェス2020at国立競技場」は盛況のうちに幕を閉じた。大晦日のNHK「紅白歌合戦」で、嵐は活動を休止、事実上の解散となる。5人のメンバーはそれぞれの道を行くことになるが、文春によれば、リーダーの大野智(39)と二宮和也(37)は「結婚」でも、正反対の選択をしたそうである。

   以前報じられたように、二宮は昨年(2019年)11月に、以前から付き合っていた元フリーアナウンサーと結婚をした。だが、ファンからは「裏切り者!」といわれ、嵐が活動している間は結婚しないという「不文律」を破ったと、他のメンバーからも批判された。

   中でも、大野と松本潤(37)は怒りを露わにし、結束力の強さで知られた5人の足並みが乱れてしまったそうである。その一番の理由は、大野が密かに育み、活動休止して1年ほどたってから結婚しようと心に決めている彼女がいることを、全員が知っていたからだという。

   恋多き大野だったが、彼女とのことを「最後の恋」だといっていた。グラビアに沖縄の海、大野が好きな釣り船の上だろうか、彼女を両腕で優しく抱きかかえる写真が載っている。大野の顔には彼女への思いが溢れ、彼女も目隠しで顔半分は見えないが、唇は微笑み、左手の薬指にはリングがはっきり見えている。

   次のページには、海の浅瀬で、水着姿の彼女と唇を重ね合う大野とのツーショット。背中を向けている2人の間に小さな子どもがいるスナップまで載っているのだ。なぜ、こんなプライベート写真が何枚も流出したのだろう。「最後の恋」はどうなったのか。

  • 嵐の大野智
    嵐の大野智
  • 嵐の大野智

大野の絵画はプロの域だ。彼が好んで描くモチーフに黒い犬のパグというのがあるが、A子と選んで飼った愛犬だった。

嵐の5人
嵐の5人

   文春によれば、大野より10歳若いシングルマザーのA子と知り合ったのは、約7年前のことだったという。芸能関係者の誕生パーティで知り合い、お互いの連絡先を交換したことがきっかけで交際が始まった。A子は、20代前半で子どもを育て、自立していた。タレントの菜々緒によく似た美貌とスタイルが大野の気に入ったのだろうが、彼女の自立心、精神面の強さにも魅かれたのではないか。

   大野が信頼しきっていたことは、「芸能人の印象を左右する髪型も彼女に任せ、A子さんが器用に髪をカットした」(文春)ことでもわかる。2人は大野が住むマンションの上下にいて、大野が自宅にいるときは、常に一緒にいて、大野は子どもも可愛がっていたという。

   大野の趣味は釣りと絵画や彫刻などの創作活動で、プロの域だそうだ。大野が好んで描くモチーフの一つに、黒い犬のパグというのがあるが、2人で選んで飼った愛犬。大野は活動休止後、沖縄の離島に移住する予定で、2017年10月には約1200坪の広大な土地を取得していた。「海沿いのプライベートビーチ付きの広い土地で、複数のヴィラを建てる計画でした」(島の不動産関係者)

   彼女は決して表には出ず、大野も、「普通の男に戻って、A子と生きていきたい」と考えていた。引退、結婚を夢見ていた大野に待ったをかけたのが、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長だった。彼女は、嵐の活動休止は認めるが、大野は事務所に残留しろと言い渡したのである。大野の描いていた芸能界引退が白紙に戻ってしまった。

   だが、不惑直前の中年男なら、残るが結婚はさせてくれというのではないか。10月に文春の記者が沖縄の離島を訪れると、大野と彼女が夢見た土地には雑草が生い茂っていたという。彼女は以前から、「これ以上、彼の負担になりたくない」といっていたという。大野が悩む姿を見かねて、彼女のほうから身を引いたそうだ。

   と、何やら封建時代の悲恋物語のようなストーリーだが、本当にそうだろうか。そうならばなぜ、2人のプライベート写真が9葉も文春に掲載されたのだろう。結局、事務所のいいなりで自立できない男を、彼女が見限ったのではないのか。

   それとも、男への未練を断ち切るために、「大野の最後の恋」の証を公開したのだろうか。故・ジャニー喜多川がつくったジャニーズ事務所は、多くのアイドルを輩出したが、女性を幸せにする教育には"手抜き"があったのではないか。これを読んでその思いを強くした。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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