グッとラック!来年3月で打ち切りか、後釜は生活情報番組でワイドショーからも撤退?...橋下徹「一切言わないでくれと言われている」

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   TBSの朝のワイドショー「グッとラック!」(月金午前8時~)が来年(2021年)3月末で打ち切りになる。写真週刊誌「FLASH」が報じた後、スポーツ各紙も相次いで報じた。視聴率が低迷し、10月期(2020年)改編で田村淳(ロンドンブーツ1号2号)らを加えてテコ入れしたが、効果が出なかった。翌4月からは生活情報に特化した新番組になるとの報道もある。各局がせめぎあっているニュースを中心とした8時台のワイドショーから撤退することになり、他局も影響を受けそうだ。

   グッとラック!は2019年9月30日にスタート。それまでの国分太一(TOKIO)と真矢ミキがキャスターを務めた「ビビット」も視聴率が低迷、その後継番組として毒舌の落語家・立川志らくを起用し、起死回生を図った。ところが、志らくの毒舌もパンチに欠け、コロナ禍や政権交代などの大きなニュースの中で埋没していた。

  • グッとラック!番組公式サイトより
    グッとラック!番組公式サイトより
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10月期のテコ入れも効果出ず

   低迷から脱却しようと10月から新たに田村のほか、月曜レギュラーに元大阪府知事の橋下徹、金曜レギュラーにタレントのフワちゃんらを加えたものの、回復には至っていない。さらに11月末にはフリーアナの小林麻耶の降板騒動もあり、番組迷走の印象が強くなっている。

   一部報道では、来年4月期からこの番組時間帯はバラエティーなどを手掛けるコンテンツ制作局が受け持つことが決定したという。となると、1996年から17年半続いた「はなまるマーケット」がモデルになりそうだ。「はなまる」は1996年にTBSがオウムビデオ事件の責任を取る形でワイドショーを廃止したことで誕生した。MCの故岡江久美子さんと薬丸裕英の名コンビが人気で、生活情報に特化した内容で他局との差別化に成功した。

   撤退についてTBS本社からは何のリリースも出ていないが、月曜レギュラーの橋下徹がきのう14日のニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演。グッとラック!の今後について辛坊に問われると「あれはもう、『一切言わないでくれ』って言われてますから。そこでお察しください。僕は一切言いません」と含みのある発言をしている。(テレビウォッチ編集部)

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