2024年 4月 25日 (木)

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小室母子へのバッシング

   さて、秋篠宮眞子さんとの結婚が本決まりになったかに見えた小室圭だが、秋篠宮の煮え切らないいい方や、宮内庁長官の「金銭問題について説明せよ」という一方的な押し付けなどで、勢いづいた週刊誌の小室母子バッシングは激しくなるばかりである。

   文春は少し前に、中高で圭にイジメられた女子生徒が、学校を辞めていたと報じた。今週も、圭が小学生時代もイジメをやっていたと報じている。

   クラスメイトのA子は、圭と一緒に登下校する仲だったが、5年生の夏前から圭の態度が変わったという。ガキ大将だった男子生徒と2人で、イジメるようになったそうだ。

   また2学年下の女子に対してもイジメ行為をするようになった。彼女が描いた絵が教師に誉められたが、圭がそれを休み時間に取り上げ、足で踏みつけ汚してしまったというのである。

   この頃、圭は母親にいわれて絵画教室に通っていたそうだ。文春は、自分も母親のために一生懸命絵を習っているのに、なぜ別の子がと、苛立ったのではないかと推測している。

   その子が母親に話し、小室家に電話をしたそうだが、佳代は逆切れして「ウチの子がそんなことをするわけはない」といったそうだ。最終的には佳代も認め、謝罪しに来たと、その子の父親が取材に答えている。

   文春を信じれば、小中高と圭はイジメをしていたということになる。それも仲間と組んで弱い女子生徒に対してという、嫌な人間の典型になるのだろう。

   私もガキの頃、好きな女の子にいたずらをして泣かした記憶がある。その子は今でも、私にイジメられたと思っているかもしれない。誰にでもある甘酸っぱい思い出である。

   いくら小室母子が憎いからといって、20年も前のことをほじくり出してあげつらうのは、よしたほうがいいと思う。

   女性自身では、小室圭がニューヨーク州の弁護士会が主催する論文のコンペティションで2位になり、将来、年収1億円の法律家になるかもしれないと報じている。

   このコンペの受賞者は、アメリカのトップクラスの法律事務所に就職したり、世界有数の金融機関や国際的な環境保護団体に進んだりと活躍しているという。

   ニューヨーク州の弁護士資格を持つ山口真由は、「小室さんは法学部出身ではなく、日本の弁護士資格も持っていないにもかかわらず、アメリカのロースクールに留学して好成績を収めており、さらに賞まで獲得しました」と、彼の力量を認めている。

   このコンペの賞金は1500ドル(約15万5000円)だそうだ。ここに圭のプロフィールも紹介されていて、「趣味:ジャズピアノの演奏」「過去の職務経験:銀行員」とあるそうだ。カッコいいじゃないか。

   小室圭はニューヨークという自由な街で、懸命に勉学に励み、趣味のピアノを弾きながらのびのび生活しているようだ。

   秋篠宮夫妻は、遠い昔の曖昧な小室圭像と、今の溌剌とした彼のどちらを信じるのだろう。そろそろ父親として、娘が熱望している結婚へ向けて動き出す時ではないのか。

   さて、「不時着ロス」というのがあるそうだ。タイトルが去年の新語・流行語大賞のトップ10に選ばれ、Netflixの「2020年日本で最も話題になった作品第1位」にもなったドラマ、『愛の不時着』を見終わってからも、「もっとヒョンビンに逢いたい」という女性が多いと、新潮が報じている。

   北朝鮮の青年将校を演じたヒョンビンという俳優、『私の名前はキム・サムスン』というドラマでブレイクしたが、その当時は、浮ついた軽いイメージだったという。

   その彼が変わったのは、11年に兵役義務を果たすため、徴兵されてからだったそうだ。

   それも一番厳しい海兵隊に志願したという。兵役を経験して戻ってくると、ジジ臭くなったといわれ、そのまま注目されず熟年になるケースが多いというが、苛烈な経験が彼を骨太にし、今回のような役を演じることができたそうだ。

   私は第1話だけ見て、挫折したのだが。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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