2021年 4月 23日 (金)

私の好きな映画とテレビドラマ―「ゴッドファーザー」「月の輝く夜に」、「岸辺のアルバム」

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   私が好きな映画が、2つあります。

   1つが「ゴッドファーザー」です。フランシス・フォード・コッポラ監督の三部作で、1972年に公開され、続編として1974年に「PART2」、1990年に「PART3」が公開されました。アメリカのイタリア系マフィア「コルレオーネ・ファミリー」をめぐる、マフィアの勢力争いの歴史を描いたものです。

   私が、この映画を好きなのは、人間像がよく描かれているところです。特に、ドン・コレルオーネ(マーロン・ブランド)の重厚さと、その子供たちの末弟のマイケル(アル・パチーノ)の"シャープ"なところが好きです。また、長男ソニー(ジェームズ・カーン)の粗野で乱暴なところも魅力がありました。

   マイケルは、コレルオーネ家を継ぐのですが、家庭的には、すぐ上の兄フレドを殺し、妻のケイ(ダイアン・キートン)ともうまく行きません。抗争に勝利するものの、家族の大半を失います。

   2つ目は「月の輝く夜に」です。この作品はノーマン・ジュイソンが監督で、1987年に公開されました。

   ニューヨークのリトル・イタリーを舞台にしたもので「ゴッドファーザー」と比べたら、何の変哲もない日常の中に起きる出来事を描いたものです。主演はシェールとニコラス・ケイジで、平凡な日常を過ごす人々が、何とも言えない温かさで描かれている点が、好きです。

  • 1977年にTBSで放送された「岸辺のアルバム」=TBSチャンネル(https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d0038/)より
    1977年にTBSで放送された「岸辺のアルバム」=TBSチャンネル(https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d0038/)より
  • 1977年にTBSで放送された「岸辺のアルバム」=TBSチャンネル(https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d0038/)より

ホームドラマの殻を打ち破った衝撃作が「岸辺のアルバム」

   「ゴッドファーザー」と「月の輝く夜に」という優れた作品を、「家族」という切り口で見ると、全く異なる結果になるのですが、日本のテレビドラマで「家族」という観点から見て、一番インパクトがあるのが「岸辺のアルバム」だと思います。

   「岸辺のアルバム」は1977年にTBSで放送された連続ドラマで、山田太一の原作・脚本です。倦怠期を迎えた夫婦の危機と、子供たちが大人になる過程での苦悩、家族が崩壊していく様が描かれ、最後に水害により家が崩壊します。

   最終回で、家を失う家族が必死で持ち出すのは家族アルバムですが、それまでの「家族で食卓を囲んで、最後はハッピーエンド」という、ホームドラマの殻を打ち破りました。

渡辺弘(わたなべ ひろし)
渡辺 弘(わたなべ ひろし)
1952年生まれ。東京大経済学部卒業。1976年に日本テレビに入社し、制作局CP、ドラマ制作部長として番組づくりの現場で活躍。編成局長、制作局長、取締役報道局長、常務・専務を歴任した。「マジカル頭脳パワー!!」「THE夜もヒッパレ」「「スーパーJOCKEY」「24時間テレビ」などヒット番組をプロデュースした。 現在は「情報経営イノベーション専門職大学」客員教授。映像会社「2501」顧問。
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