2024年 3月 29日 (金)

歌会始に秋篠宮眞子さんが出した恋の歌が話題に 「60歳過ぎたら顔を洗ってはいけない」週刊現代の納得できる珍説

   卒業の季節である。小倉智昭も22年続けてきた『とくダネ!』から降板した。小倉に特段の思い出はないが、彼の番組が始まったのが全日空機ハイジャック事件の年だったと聞いて、歳月の長さを改めて感じた。

   私がWeb現代を創刊した年である。飛行機の操縦がしてみたいという男が、操縦室に押し入って機長を殺害した事件であった。その一部始終を録音したボイスレコーダーの音声を入手し、一部をカットしてネットに上げたのである。

   早稲田大学の周辺では、卒業式を終えて仲間と歓談する女性が見られる。近くの神田川の桜も今が見ごろである。

   さて、秋篠宮眞子さんが歌会始に出した歌が話題だと新潮が報じている。それは、

   「烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に」

   さる歌人は、「叙景歌として大変すぐれた一首だと思います」と褒めている。だがこの歌が波紋を呼んでいるという。

   先の歌人が、烏瓜は果実の種子の形が書状を巻く畳んだ結び文「玉梓(たまずさ)」に似ていることから、「玉梓は、古くから恋文の意でも用いられてきました。眞子さまの歌は、秋が深まる頃に恋文が朱色に染まって熟していく、そんなロマンチックな恋の歌としても読み取れると思います」というのである。

   小室圭が順調にいけば、弁護士資格を取得するのは10月下旬ごろといわれる。眞子さんは以前、30歳までには結婚したいといっていたから、秋の深まる頃に結婚するという意志は少しも揺らいでいないというのである。そんな"思惑"とは別に、私もいい歌だと思う。

芸人の「レンタル黒人」サービスとは?

   昨今は、何かというと女性差別だセクハラだとツイッターで批判が巻き起こるから、この話も注意して書こうと思うが、フライデーで、芸人のぶらっくさむらい(40、本名・武内剛)が「レンタル黒人」というサービスを始めたという。

   彼は名古屋出身で、父親がカメルーン人で日本人の母親との間に生まれた。ニューヨークに7年留学して帰国し、32歳で芸人になったそうだ。

   順調にキャリアを積んでいたのに、昨年秋、突如事務所を退所し、「レンタル黒人」事業を始めたという。

   フライデーの記者が問い合わせると、「黒人が必要なシーンでご活用ください」という返信が来た。「たまには有名人気分を味わいたいので、SPをお願いしたい」と依頼すると、黒いスーツにサングラス姿で現れた。六本木を歩いていると、「有名人ですか?」と声をかけてくる人もいたそうだ。たしかにハリウッドのセレブには、彼のように屈強な黒人SPがついている。

   犬の世話やランチの同行、オンライン英会話などもやるそうだが、批判もあるのは承知の上だそうだ。彼がこう語っている。

   「差別問題について、日本ではまだまだ議論が進んでいない。なのに、規制だけが進んでいる。エンタメや表現の世界も、規制、規制。それでは面白いことがどんどんできない世の中になっていく気がするんです。『もっと議論が生まれてほしい』。レンタル黒人というビジネスには、そんなメッセージを込めています」

   この男ただ者ではない気がする。

   少し前に新潮が、大相撲の元関脇・嘉風(中村親方)の妻が子どもたちに酷い虐待をしていると報じた。

   虫刺されの薬を長女の目にすり込むなど、悪行の限りを尽くしていたが、その大西愛が(42)逮捕された。

   長女が被害の様子をスマートフォンのカメラで撮影していたことが決め手になったようだ。他人事ながらホッとした。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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