2024年 4月 25日 (木)

大河「青天を衝け」井伊直弼登場で面白くなってきた!「茶花ポン直弼のキャラが可愛い」「スイッチが入った慶喜やる気満々じゃん」「来週からの幕末動乱が楽しみ」

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   NHK大河「青天を衝け」の第8話が4月6日(2021年)に放送され、ついに、栄一(吉沢亮)は自分の思いを語り、千代(橋本愛)に結婚を申し込む。一方、江戸では井伊直弼(岸谷五朗)が大老となり、安政の大獄に打って出る幕末動乱の時代に入った。

   NHK大河「青天を衝け」の第8話が4月6日(2021年)に放送され、ついに、栄一(吉沢亮)は自分の思いを語り、千代(橋本愛)に結婚を申し込む。一方、江戸では井伊直弼(岸谷五朗)が大老となり、安政の大獄に打って出る幕末動乱の時代に入った。

   ネット上では、「ようやく面白くなってきた」「井伊直弼のキャラに悲哀がある」「来週は桜田門外の変か。いよいよ幕末動乱だ」と期待の声があがった。

  • ついに千代と祝言をあげた栄一(NHKの公式サイトより)
    ついに千代と祝言をあげた栄一(NHKの公式サイトより)
  • ついに千代と祝言をあげた栄一(NHKの公式サイトより)

地元民として井伊直弼を人間味のある人物に描いて感謝

   物語は、栄一の千代へのプロポーズに待ったをかけたのは喜作(高良健吾)。栄一と喜作は剣術で勝負をすることに。一方、幕府では、大老になった井伊直弼(岸谷五朗)が幕府の実権を握り、紀州藩主・慶福(=のちの将軍・家茂、磯村勇斗)を世継ぎに推す。そんな中、幕府は天皇の許しを得ないまま「日米修好通商条約」に調印する。調印は違勅だと大問題に発展する。

   将軍・家定(渡辺大知)が病で倒れ、死の床で直弼に自分を馬鹿にしてきた慶喜(草彅剛)や斉昭(竹中直人)、松平慶永(要潤)らに処分が下せと命じた。こうして慶喜を次期将軍に考えていた一橋派の弾圧が行われ、さらに安政の大獄に発展するのだった。

   ネット上ではまず、井伊直弼のキャラが哀しすぎるという意見があふれた。

   「茶花ポンと言われた井伊直弼。分不相応を自覚した悲哀みたいなものが伝わってきて愛すべきキャラになっている。桜田門外の変が悲しくなりそう」

   「地元の人間としては井伊直弼を、人間味のある人物として描いて頂けたことに感謝したいです。小心な一面があったり、夢にうなされたり、そういう描写はリアリティを感じます。従来のス

テレオタイプの悪役の井伊直弼とは一線を画す描写で、脚本家さんの人間を捉える視点に優しさを感じます」

井伊直弼のキャラに可愛げがあり、ちっとも悪役に見えない

   「岸谷さん、草彅さんが良かった。大河直虎ファンとしては少し複雑だが、それも含めて本作の井伊直弼は面白い。キャラに可愛げがあって、ちっとも悪役だとは思わない。今後も今回のような感じで進めて欲しい」

   「20年以上前の大河『徳川慶喜』では、杉良太郎がそら怖ろし気な貫禄で、堂々と井伊直弼を演じていたが、このドラマでは、まったく真逆なキャラになっていて、興味深かった。どちらが実像に近いのか知らないが、ステレオタイプの井伊じゃないところがよかった。それと、その井伊に果敢に意見する慶喜も、やはり本木雅弘が演じていた慶喜とは違って、これまた面白かった。意外にホンネでは幕政にコミットしたがっている慶喜なわけね。井伊に『登城禁止』を言い渡されたときの、なんとも言えない表情がよかったよ」

   「今日は井伊大老が主人公だった。なんか栄一と千代の祝言がかすんでしまった感じ。でも今は慶喜目線のパートの方が観ていて面白い。栄一目線は庶民のハナシなので、はっきり言ってドーでもいいようなストーリー。あの日米修好通商条約は掃部頭が事後承諾したってホントなの?」

ようやくドラマにエンジンがかかってきた

   これで俄然面白くなってきたぞ、という声が多かった。

   「井伊直弼の台頭でいきなりスイッチ入った慶喜。直弼呼びつけたりしてやる気満々じゃん。ちょっと唐突感あったけど。でも、草彅剛と岸谷五朗のシーンは見応えがあった。草薙は迫力満点で日本

アカデミー賞主演男優賞の片鱗を見た気がした。岸谷もああいう小づら憎い役をやらせたら上手いよねぇ」

   「長々恋愛話が続いたが、ようやく縁談。辟易していたので一安心。なにより慶喜パートが充実していたので見ごたえがあった。誰が主役かわからない内容だけど、ようやくエンジンがかかってきたか。来週から楽しみです」

   「栄一がまだ無名の頃の村の話だけではなく、同時代の徳川の話を絡めているところがこのドラマの構成の上手いところ。家康、慶喜、斉昭、井伊直弼と栄一が世に出るまでの間も退屈しない。栄一を囲む人々が暖かく良い人々なのも心を打つ。」

暗愚と言われた家定の意地、悲哀が伝わってきた

   最後にこんな声を紹介したい。

   「全ての始まりが日米通商条約。脅しすかしで不平等条約。日露戦争後まで条約改正で苦労する日本、安政の大獄でも多くの血が流れた。『畏れ入り奉ります』の井伊大老の返答が文字通りの畏れ入りから、徐々に高圧的に変わるさま、『さもありなん』の感じかな。暗愚と言われた家定にも意地があり、見下される気持ちもあり。能力ないのに、トップの立場に立たされる悲哀とコンプレックスほど怖いものはないね。『花の生涯』以外じゃ悪役の井伊直弼の忠義、譲ったつもりの慶喜が見せた激情。2人の相思相愛を察して身を引いた喜助さんみたいには上手くいかないのだね」(テレビウォッチ編集部)

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