2024年 4月 26日 (金)

「小室圭文書」筋通っていても冷酷な物言い!祝福ムードになれない国民―他7編

ヤクザもつらいよ!上納金は半端じゃない「年間3000万円」

   週刊ポストから「ヤクザの家計簿」。登場するのは、ヤクザ取材のプロ2人、溝口敦と鈴木智彦。ヤクザは組に月会費(上納金)を納めるわけだが、それは組の組織運営のための必要経費ということになっていて、課税されないというが、実態としては、月会費はイコール組長のカネということになるそうだ。

   山口組が全盛の時代、田岡一雄三代目組長の時代はわずか2000円だったそうだが、六代目山口組の直系組長が納める上納金は、正規で100万円だそうで、そのほかに臨時徴収とか、司組長の誕生日だとかで、直参クラスになると上納金だけでも年間3000万円くらいは必要になるという。かつて司組長の年収は6億~10億円といわれていたそうだ。これでは下っ端がタピオカを売っているくらいでは間に合わないはずだ。

   抗争があれば莫大な費用がかかるという。鈴木曰く、年間5億円はかかるそうである。襲撃に備えて防弾車をつくる、ヒットマンの経費と物入りだそうだ。抗争などで刑務所へ入った組員へのケア、その家族への生活費まで面倒を見る。

   渡辺芳則五代目組長が直参の山健組組長だった頃、刑務所へ入った組員に山健組と傘下の組織から1か月に50万円渡され、渡辺組長自身からも家族に生活費を送り、盆と正月には100万円~200万円を別途送っていたそうだ。今はそんなことはできまい。そのほかに結婚式や葬式だとカネがかかる。見栄も張らなければいけない。食事をするにしてもヤクザに優しい店を使うとなると、それなりのカネもかかる。ヤクザもつらいよというところか。

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