アストラゼネカ製「接種容認へ」報道 玉川徹が推測する「背景」とは

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   新型コロナウイルスのアストラゼネカ製ワクチンが使用容認される方向だという。アシスタントの斎藤ちはるアナが伝えた。

「けさ(2021年6月23日)の東京新聞が伝えています。厚生労働省はきのう22日、イギリスのアストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、無料で打てる公費接種の対象とし、60歳以上に接種するのを認める方向で調整に入ったということです」
  • ワクチンをめぐり新たな動きが報じられた(写真はイメージ)
    ワクチンをめぐり新たな動きが報じられた(写真はイメージ)
  • ワクチンをめぐり新たな動きが報じられた(写真はイメージ)

メリットとデメリット

   アストラゼナカ製は5月に特例承認されているが、若年層での血栓症の副作用が海外で報告されたことから、使用を見合わせている。有効性70%とファイザー製やモデルナ製に比べて低いが、保管しやすいので予約なしでも対応でき、日本国内で原液が製造されているというメリットがある。

   長崎大大学院の森内浩幸教授が解説した。「使うのは大賛成ですね。有効性70%ということですが、重症化を防ぐ効能はファイザーやモデルナと比べて遜色ありません。使いやすいので、接種会場に来られない高齢者にも、訪問接種がどんどんできるというのは大きいです。保管ができるので、『ウチもやろうか』という開業医の先生も増えるでしょう」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「7月以降はファイザー製の供給が先細ったり、職場接種の広がりでモデルナ製が足りなくなる心配があるので、アストラゼネカ製を急ごうということになってきたのでしょう」

   番組では、副作用は若い人だけなのかについてまったく触れなかったが、知りたいのはそこだ。

(カズキ)

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