2024年 4月 24日 (水)

ワクチン「接種証明」偽造業者も 「あさチャン!」が伝えた仏の「明と暗」

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世論調査では「拡大賛成」約6割だが...

   一方、世論調査は、こうした声とは異なる結果に。「健康パス」の利用対象の拡大に賛成と答えた人はおよそ61%で、政府の思惑通り、ワクチン接種に前向きではなかった人も接種を決め、発表後は予約数、接種数ともに過去最多を更新した。

   夏目「提示義務の範囲を拡大したことで、ほかにも影響が出ているようですね」

   富永特派員「そうです。増えているのが、犯罪です。SNS上にはワクチン接種証明の偽造販売をうたう書き込みが多く出ています。証明書を200ユーロ、日本円でおよそ2万6000円で販売しているという業者を取材しました」

   電話取材した業者の男によると、その手口はこうだ。客は名前や生年月日、社会保険番号などを伝える。その後、男の仲間の医師が、正規のシステムに「ワクチンを打った」とする情報を入力。証明書は、その日のうちに客のもとにQRコードで送られてくる。「医者と手を組んでいるんですよ」と男は言う。

   富永特派員「フランスではワクチン接種自体の義務化も検討されていて、更なる混乱が危惧されます」

(ピノコ)

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