田中将大に「せっかくだから楽しんで」 長嶋一茂アドバイスの理由

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   2日(2021年8月)の「モーニングショー」では元プロ野球選手でスポーツキャスターの長嶋一茂さんが、予選リーグで連勝し、決勝トーナメントに駒を進めた野球日本代表について解説。注目は19時から始まる準々決勝、アメリカとの大一番だ。

   日本代表はあと3連勝すれば金メダルだが、もし今夜敗れたとしても敗者復活戦から金メダルの可能性はある。

「負けてもまだチャンスはあるが、そうなると日程が詰まってくる。やっぱり3連勝した方がいい。日本はきょう田中(将大)投手が先発ですが、中継ぎで平良(海馬)投手がいて、クローザーで栗林(良吏)投手という絶対的なエースがいる。この2人にどうリレーしていくかが日本のポイントです」(長嶋)
  • 田中将大選手(2016年撮影)
    田中将大選手(2016年撮影)
  • 田中将大選手(2016年撮影)

「それがひいては...」

   また長嶋さんは、栗林投手について「彼は今年のドラフトですから。それがいきなりこの大一番で投げるということで、ドミニカ戦では固かったところもありますが、なんとかアメリカ戦で彼本来の調子に戻して、あと2つ勝っていくというパターンが出来上がるといいな」と期待する。

   今夜の注目、先発投手の田中選手はきのう、「楽しみとかはない。国を背負って戦うわけなんで。自分の力を出し切ってベストを尽くしたい。とにかく金メダルの目標にチームに貢献したい」と語っていたが...。

   長嶋「せっかくだから楽しんでもらいたいな。確かに国を背負うのも一部あるでしょうが、自分のために戦うわけですから。それがひいてはチームのためや国のためになるのだと思います。ベテランの妙を見たいな、と思います」

   司会の羽鳥慎一「もうベテランですからね。週末、ほかはどうでした?」

   長嶋「僕は全く分からないのだけど、フェンシング。団体というのが良かった。相変わらず、日本の性質上、団体って強いよね。あと、池江(璃花子)選手のメドレーリレーも、8位だけどすごいこと」

   羽鳥「池江選手はあそこに立っているだけすごいですよね。で、決勝に行っているんですからね」

   長嶋「はつらつとしていてやっていましたし。最後のインタビューで感極まっていましたが、あそこで涙を流せて良かった。質の良い涙で、これがないと次に進めないから」

(ピノコ)

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