2021年 12月 8日 (水)

きれいな真っ白な砂浜のイメージが... 地元関係者悩ます「灰色の物体」の正体は?

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   20日(2021年10月)の「スッキリ」は、今月に入ってから起こっているという沖縄の異変を伝えた。今帰仁村の砂浜できのう撮影されたという画像を見ると、砂浜は灰色の石のような物体に覆われ、海も黒っぽく濁っている。

   この現象は、鹿児島県の奄美大島、喜界島、与論島などでも起こっていると言い、地元の漁師や観光業者を悩ませている。

「細かい砂くらいの小さな石だと、エンジンの吸い込み口から吸ってしまう恐れがある」(今帰仁村漁協組合代表理事の玉城啓時さん)、「与論のきれいな真っ白な砂浜をイメージしてやってきたお客さんは驚いている。通常であればマリン関係は10月いっぱい楽しめるが、この状況で場所によってはボードが出づらくなっている」(鹿児島・ヨロン島観光協会事務局長の里山剛史さん)。
  • 海流に乗って…(画像はイメージ)
    海流に乗って…(画像はイメージ)
  • 海流に乗って…(画像はイメージ)

「スッキリ」が2人の専門家にきくと...

   この物体は一体なんなのか。

   「スッキリ」が自然災害の専門家・東京工業大学の野上健治教授と、鉱物学の専門家・総合地球環境学研究所の新城竜一教授を取材すると、2人の答えは「軽石」ということで一致。

   「8月に起きた小笠原の噴火のものです。あの時に大量に軽石が出たのですが、それが海流に乗って、やっと沖縄に到着したということです」と野上教授。なんと、小笠原諸島・硫黄島の近海で起きた大規模な海底噴火の影響だというのだ。

   なぜ噴火によって軽石ができるのか。新城教授は「軽石はマグマそのもの。マグマには多量の水が含まれていて、それが噴火する時に蒸発し、穴がたくさん開いた軽石になる」と解説。およそ1400キロ離れた沖縄までやってきた理由については「噴火地点から黒潮反流に乗って沖縄にやってきた」と説明する。

   新城教授によると、海底火山噴火で発生した軽石は、数カ月間海上を漂い、海岸付近に漂着すると削られて小さくなり1~2週間で海底に沈む。ただ、砂浜に打ち上げられてしまったものは除去作業が必要になるという。

   軽石の追跡調査をしたことで、日本列島周辺の海流の動きの把握に役だったというが、地元の人たちにとっては大変な問題だ。

   岸田奈美(作家、エッセイスト)「沖縄が大好きなので応援したいけど、なかなか行けてない。『旅をしてきた砂』ということで、お土産にしてくれたら、軽石を買いたい。それでお金を落とせるのであれば...」

   司会の加藤浩次「軽石、買います?再利用できればいいですけどね。あとはどうアイディアを絞れるかとコスト面だよね」

(ピノコ)

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