五輪汚職初公判 AOKI前会長が賄賂認める 森(喜朗)元会長の名前もあがった冒頭陳述(スッキリ)

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   「間違いありません」と、東京オリンピックをめぐる汚職事件で、大会組織委員会元理事の高橋治之被告(78)にスポンサー選定を依頼し、2800万円の賄賂を渡したとして贈賄罪に問われた紳士服大手AOKIホールディングス前会長の青木拡憲被告(84)ら3人がきのう22日(2022年12月)、東京地裁の初公判で起訴内容を認めた。

   検察の冒頭陳述では森喜朗元会長の名前もあがり、「少しずつ全容がわかってきました」と23日(2022年12月)のスッキリで森圭介アナウンサーが取り上げた。

  • 少しずつ全容が分かってきた五輪汚職(写真はイメージ)
    少しずつ全容が分かってきた五輪汚職(写真はイメージ)
  • 少しずつ全容が分かってきた五輪汚職(写真はイメージ)

橋本五郎「構造的な問題だ」

   検察側の冒頭陳述は「青木被告らは選定権限を持つ森喜朗元会長に面会するように、高橋被告から勧めを受けた」と指摘した。高橋被告はスポンサー募集の専任代理店だった電通の元専務で、森元会長にスポンサー集めを任されていたと報じた新聞もある。面会の勧めは「元総理にご挨拶に行け」とでもいうことだったのだろうか。これが清新なはずのオリンピックをめぐるやり取りか。

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「初公判にしては非常に具体的だ。元をたどれば組織委員会のものの決め方、理事会が決める権限があるのだけど、それが森さんに一任される。組織的にきちんとガバナンス(健全な管理・統治体制)ができていない。構造的問題だ」

   森アナウンサー「(そこらへんが)今後さらに明らかになってくるかもしれないということですね」

   きちんと追及してほしいものだ。

(あっちゃん)

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