三遊亭好楽の故・円楽さんへの思いが「泣ける」 「徹子の部屋」で「とてもいい」話

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   1月24日(2023年)放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に落語家の三遊亭好楽さんがゲスト出演し、22年9月に亡くなった六代目 三遊亭円楽さんとの思い出を語った。

   好楽さんは妻のとみ子さんを20年4月に亡くしており、円楽さんの訃報が届いたのはとみ子さんの墓参りに行った帰りだったという。

   好楽さん「うちのかみさん72歳で亡くなったんですよ。帰ってきたら弟弟子が72歳で亡くなった。慌てましたね、ショックで」

  • 「笑点」での「キャラ」の話も…
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「この人に任せると何でもやってくれる」

   黒柳徹子さん「(円楽さんは)『笑点』では腹黒で毒吐くキャラっていうことでね」

   好楽さん「実際はそうじゃないんですよ。きちんとした性格で、いつも心配して、『兄さんしっかりしてくださいよ』って。(好楽さんが72歳になった時)『しっかりしなさいよ、四捨五入すりゃ80なんだから』『お前の計算間違ってない? 72歳四捨五入したら70だよ』『何言ってんの!70過ぎたらみんな80だよ』って言ってて。(好楽さんが76歳になった時には)『兄さんね、76は四捨五入するといくつだよ。100だよ』そういうこと言うんですよ。100って急に上がっちゃった。そういう面白い子でした」

   徹子さん「師匠たちの信頼も厚かったんですって?」

   好楽さん「この人に任せると何でもやってくれるんですよ。すごいですよ、『頼むよ』って言うと100%やってくれるんです。1つも間違えない。性格ですね。私なんか頼まれると忘れちゃうしね、やりたくないし知らん顔しちゃうし、えらい違い。それを彼が言う、『先輩なんだからしっかりしなさいよ』って」

   徹子さんから「奥様をお亡くしになったりして寂しいとこへもってきて、この方(円楽さん)が亡くなったりとか...」と気遣われた好楽さんは、

「本当にね、両手切られたみたいですね。もがれたみたいな。相談できないもんね、いないんだから。あれ?これやる時どうしたらいいんだろうとか、あの時はどうすりゃいいのとか、的確に頼りない兄さんを応援してくれる」

と率直な思いを明かしていた。

   ツイッターなどでは

「好楽さんの愛のある円楽(楽ちゃん)さんとの話がとてもいいです」
「好楽さんが今になって円楽さんほめまくるの泣ける」
「こうやって話題にしてくれる好楽師匠も素敵な人だし、円楽さんも愛されてたのが伝わる...」

といった声が上がっていた。

(TT)

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