「幸福の科学」大川隆法氏の後継者はどうなる 識者が指摘した「重要」な点(めざまし8)

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   宗教法人「幸福の科学」の創始者、大川隆法総裁(66)がきのう2日(2023年3月)、死去した。歴史上の人物らの考えや思いを代弁する「公開霊言」で知られ、政党の設立や映画製作の総指揮も手がけた大川氏の死去で、教団はどうなるのか。3日の「めざまし8」が詳しく伝えた。

   関係者によると、大川氏は先月28日、東京・港区の自宅で倒れ、病院に搬送されたが、きのう死亡が確認された。死因はわかっていない。教団側は「コメントを差し控える」としている。

  • フジテレビの「めざまし8」番組サイトより
    フジテレビの「めざまし8」番組サイトより
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谷原章介「今後どうなっていくでしょうか」

   幸福の科学は1986年に大川氏が設立。教団によると、信者は世界168カ国以上におり、日本国内の信者は約1100万人としている。1991年には、写真週刊誌に掲載された大川氏の記事をめぐる信者による抗議デモが過熱する騒動もあった。

   番組は、「あなた方の前に立ちたるは、大川隆法であって大川隆法ではない。永遠の真理を語るはエル・カンターレである」「私は金正日の守護霊と称するものと話をしました。昨夜です。3年以内には南北朝鮮を統一してみせると彼は言っていました」などと、大勢の信者を前にきらびやかな衣装で声を張り上げる大川氏の様々な映像を放映し、経歴も詳しく報じた。

   宗教問題に詳しいジャーナリストの山田直樹氏は「それまでの宗教団体と異なり、(大川氏の)著作を読んで学習するということにポイントを置いてスタートした。80年代、90年代の若者の隙間の部分に入って大きくなった団体です」と解説。教団側が「1100万人」と主張している国内の信者数については「実際に何人かはわかりませんが、彼らが出馬した参院選比例区の総得票数で見ると10万~20万票。これがバロメーターになると思います」と指摘した。

   教団はこれからどうなるのか。山田氏によると、大川氏には元妻との間に3男2女の5人の子どもがいる。現在の妻は教団の「総裁補佐」を務めている。

   MCの谷原章介「大川総裁は自身のことを神だと言っていた。その神がいなくなり、この宗教団体は今後どうなっていくでしょうか」

   山田氏「誰が後を継ぐのかを明文化したものがあるかどうか、が重要です。それがない場合、『私が、私が』となって分派・分裂していった教団はいくつもあります」

   カズレーザー(お笑いタレント)「結局は、大川隆法氏のようなパフォーマンスをやる人が現れるかどうかだと思います。それがいないと、信者は減ってしまうのではないでしょうか」

(キャンディ)

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