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3大メガバンク 公的資金返済白熱3大メガバンクの公的資金返済レースが白熱化している。ライバル行より少しでも早く完済にこぎつけ、自行が質的に健全であることを市場にアピールするのが狙いだ。 ![]() みずほフィナンシャルグループ本社
みずほフィナンシャルグループ(FG)と三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)が2006年度上期(4-9月)での完済を謳えば、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)も、当初07年度中としていた完済目標を1年前倒しする、といった具合だ。 本来ならみずほ1歩リードのはずだった
05年10月に3,236億円、同12月に2,559億円と計5,995億円分の公的資金優先株買入れ消却を実施したMUFGは、この時点ですでに05年度の自己株取得枠をほぼ使い切る形になっており、みずほFGは本来なら完済レースで、MUFGを1歩リードできるはずだった。ところがMUFGは、親密な生保などに肩代わり返済させるという「いわば禁じ手」(金融筋)まで使って“みずほ潰し”に打って出たのである。 年度入り早々に最大の山場が来る
とはいえ、こと資本の「質」という点では3月末時点でのみずほFG優位は動かない。優先株には、ある条件の下で株主が希望すれば普通株に転換できる転換型優先株、社債のように現金で償還される償還型優先株(社債型優先株)の2種類がある。みずほFGが残している優先株は、「転換型」のMUFGとは異なり、全額「社債型」だからだ。つまり中核的自己資本(Tierl)に占める公的資金への依存度はすでにゼロ。今回3,165億円を返済してもなお依存度8%を超えているMUFGを凌駕しているからだ。
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