日本の携帯生産 本当はピンチ松下電器産業とNECが、不振が続いている携帯電話機事業の競争力を強化するため、開発部門を統合する合弁会社を設立する。動画や音楽再生、カメラ、ゲームなど付属機能部分の開発を共通化し、開発コストを現在の3分の1程度に引き下げる。パナソニック、NECのブランドは維持し、デザインや使い勝手などで各社の特長を出そうという狙いだ。08年にも共同開発した第1号機を発売したい考えだ。 松下、NEC合弁の背景はソフト開発費の膨張
合弁生産でケータイ市場はどうなる?
両社が携帯電話機の中枢機能を司る開発部門で大掛かりな提携に乗り出した背景には、高速・大容量通信に加え、多機能化が進んだ3G時代になって、端末の開発コストが1機種当たり100億~200億円と急激に膨らんだことがある。このうち7~8割がソフト開発費といわれ、メーカー各社の負担は増すばかりだった。
TIを加えた3社で、半導体も共同開発する
新会社(社名未定)は10月、横浜市内に両社の開発部門のスタッフ140人を移して設立する。資本金は1億円で折半出資する。両社の05年度国内出荷シェアは松下が2位、NECが3位で、合計シェアは32%に達し、1位のシャープ(約16%)を大きく突き放す。
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