竹中総務相政界引退 米で就職活動?竹中平蔵総務相が2006年8月2日から8日間の日程で行った米国出張が霞が関で物議を醸している。事務方が事前にセッティングしたワシントンでの米連邦通信委員会(FCC)トップのケビン・マーティン委員長との面会日程を断り、ニューヨークでの私用のスケジュールを優先するなど、同行した総務省官僚も知らない"隠密行動"も目立ったからだ。竹中氏をめぐっては「小泉首相の9月退任に合わせて政界を引退するのでは」(政府関係筋)との見方も出ており、霞が関では「今回の竹中訪米は噂される米学界や有力シンクタンクへの転職に向けた挨拶回りが目的だった」とのうがった見方も出ている。 米要人との会談、断られる
竹中大臣、訪米中にコロンビア大学関係者と接触?
竹中訪米の目的は公式には、米通信・放送業界の視察と、郵政民営化などを経済構造改革の進捗状況に関する米政府関係者との意見交換。具体的には、2日にニューヨーク入りし、米大手放送CBSやNBCの国際放送担当幹部と意見交換したほか、4日にはワシントンに移り、FCCのテート委員や米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長、クロスナー理事とそれぞれ意見交換。その後、アトランタでのCNN放送局視察や、サンフランシスコでの米検索サービス大手、グーグル幹部との面会をこなして帰国した。 米コロンビア大学関係者と接触か
一方、本来の総務相としての役割には関心は今ひとつだったようで、事務方がせっかくアレンジした米通信競争政策のトップ、FCCのマーティン議長との会談を辞退。また、新生AT&T幹部との面会もなく、私的懇談会を作ってNTTの組織解体をぶち上げた割りには焦点がぼやけた訪米になった。 ads by Overture
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