王子製紙は「北越製紙に対するTOBを断念」と各メディアが伝えたことに対し、2006年8月27日に「当社は引続き公開買い付けの成功に向けて努力をしていく所存です」とのコメントを出し否定した。しかし、同9月4日のTOB期限までに成立する可能性は極めて低いのが現状だ。一方で北越製紙は、韓国の製紙大手、啓星製紙グループとの業務提携を検討していることが8月28日に明らかになった。啓星製紙は、北越から供給を受ける代わりに自社の老朽化した設備を廃棄する。これは、王子製紙が北越の最新設備を稼働させ自社の設備を廃棄するという提携案に対する対抗戦略といえる。
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