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レクサス「LS」 ベンツ、BMW切り崩し狙うトヨタ自動車は、高級乗用車ブランド「レクサス」の旗艦車種「LS」を国内で発売した。レクサスは日本導入から1年が経過したが、販売台数は目標を下回り苦戦が続いている。トヨタは「LS」を巻き返しの切り札と位置づけており、ベンツやBMWの切り崩しを狙っている。
「LS」は「セルシオ」の後継車で、最新の技術をつぎ込みトヨタ車全体でも最高峰と位置づける。「LSの投入で、プレミアムセダン(高級乗用車)の分野でもトップブランドの座を確実にしたい」。渡辺捷昭社長は06年9月19日の発表会見の席で、独ベンツの「Sクラス」やBMW「7シリーズ」など、競合する欧州勢との競争を展望し、自信満々に話した。 来春にハイブリッド型も追加投入![]() 「LS460」の発売でレクサスの巻き返しなるか
この日発表した「LS460」は排気量約4,600cc、エンジンや内外装を一新し、世界初となる8速オートマチックトランスミッション(自動変速機)を搭載。発進・加速性能、燃費、静粛性を高めた。またミリ波レーダーを使って前方の障害物や歩行者を検知し、衝突を回避する新技術を搭載するなど、最新の技術を集めて安全装置を充実させた。 レクサス車の世界販売、07年に50万台突破
トヨタは05年8月、米国での成功を引っ提げ、レクサス3車種を鳴り物入りで国内投入した。「レクサス」ブランドを世界規模で確立させる重要な布石とする方針だった。しかしベンツやBMWなど富裕層に根強い”ドイツ車信仰”は打破できずに苦戦。06年の販売目標3万台に対し、8月末までの販売実績は約1万5,000台にとどまった。
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