孫社長、MNPのシステム障害で陳謝

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   ソフトバンクモバイルの孫正義社長は2006年10月30日、都内で記者会見を開き、番号ポータビリティー制度(MNP)の契約変更を受け付けるシステムで障害が発生したことを陳謝するとともに、障害の原因と今後の対応について説明した。「謝罪会見」のはずが、新たな値下げも発表するなど、「予想外」は健在だった。

システム障害について説明する孫正義社長
システム障害について説明する孫正義社長

   MNPのシステムの登録業務を停止した理由として、ソフトバンクモバイル内での新規契約や料金プランの変更などの申し込みが集中したことを挙げた。加えて、MNPの申し込みも大量に行われ、「家族割」と呼ばれる割引サービスを受けている顧客がソフトバンク以外の事業者にMNPで契約変更する際に複雑な処理が必要で、これが障害の引き金になったことを明らかにした。現在では、システムの構成を変更したことで、正常に手続きは行われているという。

「ゴールドプラン」の一部値下げも発表

   今後の対応として、30日からは、11~13時、17時~19時はMNPの処理を優先して処理しているほか、11月1日から5日まではMNPと新規顧客の受付のみを行う。解約・故障・修理受付は受け付けるが、機種変更や単なる契約変更は制限される。

   記者からは「今回のシステム障害も、急に新料金プランを発表したり、頻繁に変更の発表を繰り返していることが背景にあるのではないか」との質問も飛んだが、「『より良かれ』と思って改善している。いち早く改善するのがベターなのではないか、というのが会社のポリシーだ」と応じた。

   システム障害の謝罪会見でさえ、「予想外」が飛び出した。26日から受付を始めたばかりの「ゴールドプラン」の一部値下げすることを発表したのだ。ソフトバンクの端末から他社へ発信する際の料金が割高となっていたことから、11月10日から、他社の料金と同じ30秒当たり20円(税別)に値下げを行う、という内容だ。

   システム障害後でも「予想外」は続きそうだ。

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