いじめ問題 ネットの方が マスコミより幅広く議論

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   福岡県や岐阜県で起こった、子供がいじめを原因に自殺に追い込まれた問題で、ネット上でも「いじめの原因は何なのか」「どうしたらいじめはなくなるのか」という議論が盛んになっている。内容も、一般のマスコミ報道ではみられない内容で、さまざまな角度から取り上げられている。ただ、いじめの要因は複雑で、簡単に解決策は出てこない。

   Q&Aサイトでも、多くの議論が行われている。代表的なQ&Aサイト「オウケイウェイヴ」で、「いじめ」というキーワードで検索すると、1,712件がヒットする。いじめの原因や解決策について論じられているのはもちろん、一般のマスコミ報道ではなかなか見られない、様々な角度からの議論も見られる。例えば、こんなタイトルのスレッドが並ぶ。

「何故学校はいじめを隠したがるのか?」
「いじめ問題で担任の責任が追及されないのはどうして」
「いじめ自殺は業務上過失致死?」

いじめ、完全になくすのは無理

Q&Aサイトでは、多くの議論が行われている
Q&Aサイトでは、多くの議論が行われている

   1スレッドあたり、10個前後の返信がついているものが多い。「10個」という数だけ見ると、反応が薄い、と思いがちだが、書き込み一つあたりの「重さ」が違うのだ。通常、匿名掲示板だと、返事が一言(1行)で終わってしまう例も多いが、今回は、書き込み一つ当たりの文字量は数百を超えるものがほとんどなのだ。中には、「公立高校で英語を教えています。いじめがあったから昇進に響くということはありません」と、現場の教師からも声があがる例もある。だが、

「どうやったら完全にいじめがなくなりますか?」

   という、最も究極的な質問に対しては、

「他人との関わりを一切しない限り不可能だと思います」
「『完全になくそう』ということは、どこか考え方に間違えがあるか、かなり無理があると思います」

   という答えが多く、問題の複雑さをうかがわせる。また、

「今いじめ自殺が社会問題になってます。本当に社会問題なのでしょうか。かつて警察の不祥事が問題になりました。しかし、不祥事そのものは昔からそんなにふえてないことも、明らかになっています。これはマスコミが取り扱う量を多くして、一見増えたように見えただけです」

   と、マスコミによる印象操作を指摘する声も上がる。

中国や米国の子供がいじめに遭い、自殺した例はない

   ソフトブレーンの会長を務めた宋文洲さんは、自身のネット上のコラムのなかで、さらに別の見方を示している。まず、

「中国や米国の子供がいじめに遭い、自ら幼い命を絶ったという例を僕は聞いたことはありません」

   と、いじめと自殺は直接結びつくものではないことを指摘する。その上で、岐阜で自殺した少女の遺書に「もう何もかもがんばることに疲れました」と書かれていたことを挙げ、いじめが自殺に繋がってしまう理由を「日本は過剰に『頑張ること』を強いるからです」と、逃げ場を用意しない日本の風土にあるのではないか、と分析している。

   そんな中、11月7日の毎日新聞では、NPOが行ったアンケート結果として「『いじめる方が悪い』と考える子どもが中学、高校で半数にも満たない」などと報じている。このアンケートによると、「いじめをなくせるか」との問いに「はい」と答えた割合は学年が上がるほど少なくなっているほか、「いじめられても仕方のない人はいるか」という問いに「はい」と答えた割合が中学と高校では約6割にのぼるなど、いじめに対する慣れやあきらめが広がっている様子を伝えている。

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