ホンダの二足歩行ロボット 「頭から落下」、会場が凍りついた瞬間

2006/12/13 17:02

   「ユーチューブ」などの動画共有サイトにアップロードされた「面白動画」が話題を呼んでいるが、今度は、二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」の思わぬ失敗の様子がアップロードされ、ネット上で注目を集めている。

   「思わぬ失敗」をしてしまったのは、本田技研工業が開発した人間型二足歩行ロボット、ASIMOだ。00年に初めて発表されたASIMOは、02年には、ロボットとしては初めてニューヨーク証券取引所(NYSE)の取引開始のベルを鳴らす様子が広く紹介され、世界中で有名になった。さらに、04年末には歩くだけではなく走れるようになったり、05年末には飲み物を載せたトレーを運んだりできるようになるなど、着実に「成長」を続けてきた。

パフォーマンスを階段で披露しようとしたのだが

落下した後もしゃべり続けるASIMOが痛々しい
落下した後もしゃべり続けるASIMOが痛々しい

   そんな中、動画共有サイト「グーグルビデオ」にアップロードされたASIMOの動画に、注目が集まっている。12月8日にアップロードされた1分35秒の動画で、「ASIMOがとんでもないことにwww」というタイトルがついている。閲覧数は12月13日17時現在で、約31万7,000だ。

   この動画では、どこかのステージでASIMOがパフォーマンスを披露する様子が映っている。司会者がASIMOの説明をしている間、ASIMOは、ステージ中央から、ステージの奧にある階段に向けて歩き出す。歩いている間、こんな解説が続く。

「実は人間は、さまざまなバランスを足で取って歩いているのです。だから、ロボットにとっては、とても難しいことなのです。その2本の足で歩く、ということを、世界で初めて実現したロボット。それは、ASIMOなのです」

   そして、ASIMO自身も

「今、わたしは、足の裏のセンサーで階段を確認し、細かくバランスを…」

   と話しながら、階段を上り始める。そして、4歩目を踏み出そうとした時に、右ひざがガクンと曲がってバランスを崩す。ASIMOはそのまま頭から地上に転落し、「ガチャーン」という乾いた音が会場中に響き渡る。客席からは「ああーっ!」という驚きの声。それでもASIMOが「みなさん、気づいていないでしょうけど…」と、なにやら説明を続けているのが痛々しい。

(続く)

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