三菱UFJ信託銀行は2006年12月26日、証券代行業務を請け負った3社の配当金で、本来は不要な源泉徴収を誤って行ったため、配当金を少なく支払っていたと発表した。 この3社はホームセンターを展開するケーヨーと有線放送のUSEN、未上場の1社で、約10万8000人の株主への支払いが合計で約9,600万円少なかったという。すでに株主には返金手続きに関する案内とお詫びの書面を郵送し、12月27日から支払いを開始した。 今年5月1日の会社法施行に伴う税制改正により、資本余剰金を原資とする配当は、「みなし配当」部分を除き配当所得として取り扱われなくなったが、この対応での事務的ミスが原因としている。
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