世界一トヨタに立ちはだかる 「品質」という最大のリスク

2007/7/ 9

   トヨタ自動車は06年来、米国のベストセラーカー「カムリ」、世界の最量販車「カローラ」、そしてレクサスブランドの最高峰である「LS」と相次いで重要度の高い新型車を投入してきた。これまでのところ、いずれも品質問題を起こすことなく順調に立ち上がっている。しかしその陰... ...
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001
匿名 2007/7/ 9 19:12

製造品質に関しては、確かにトヨタは一貫してレベルが高いな、と納得させられるものがある。この記事の掲載意図は正直よくわからないのだが、書いてある内容、特に生産システムに関する説明は至極まっとうなだと感じるし、矛盾も感じられない。
トヨタの残る大きな課題は製造品質の前、設計品質・・・というより更に根っこである「開発・設計コンセプト」の弱さと、「新技術・新設計思想の導入に関するリスクテイクの小ささ」の方だと思われる。「良く出来ているがつまらない」といわれるゆえんだ。
ステイタス誇示という側面を別にすると、運転することに「感動」や「発見」がなければ、車は「強力だが不完全な手足」であり、公共交通機関と輸送効率で競合すべき存在に過ぎなくなってしまう。これでは、個人に積極的な購入理由が生まれず、車はただ必要にかられて購入するだけの存在になる。
ところで、この運転者が感じる「感動」や「発見」は開発・設計者の創造性に強く依存していることに、トヨタの経営陣は果たして気づいているのだろうか?車はインフラではない。立派なコンテンツである。より良い車を作る為に、開発・設計者の良きプライドを生かすことは重要なポイントではないだろうか。

002
玄人 2007/7/ 9 23:38

トヨタの現在の状況を見ていると、まるで太平洋戦争末期の軍用機生産工場に似ていると思う。人材不足の中を無理を強いて、全てを犠牲にして生産に邁進する、そんな感じだ。戦線を広げすぎて従業員は寝る間も惜しんで生産活動に駆り立てられている。まるで大東亜決戦体制。
この月月火水木金金の昼夜を問わない企業活動は、もはや正常の領域を逸脱していると言えよう。よく私はフランスのメーカーの話をするが、あちらでは1936年に労働者に4週間の有給休暇を義務付けたことから、毎年8月はほとんど生産を行わなかった。働け働けのサルコジ大統領に代わったから今後はどうなるか知らないが、少なくとも土日はしっかりと休んでいる。
匿名氏が指摘されている開発、設計に新技術の導入の件だが、プジョーの軍門に下る前のシトロエンは、この点でまさに世界をリードしていた。前輪駆動は今や自動車設計の常識だが、世界の大メーカーは1970年代まで手を出さなかった。ところがシトロエンは戦前から前輪駆動を手がけていた。空気抵抗の少ない車体、広い車内、軽い車重で昔から省エネに貢献してきた。
彼らの偉いところは、優秀な技術者に何ら制約を課すことなく、自由に開発、設計させたところにある。フランスの航空機のパイオニアである、ガブリエル・ヴォワザン氏の有能な部下であったアンドレ・ルフェーブル氏は1933年から1958年まで25年間、シトロエンの研究開発部門のリーダーとして、トラクション・アヴァンや2CV、DSなど歴史に残る傑作を世に送り出してきた。トヨタに足らないのは、歴史に残る名車(それも設計コンセプトが斬新な車)だ。トヨタだって、これらの名車を新車で買っているのにねえ。(トヨタ博物館のバックヤードツアーで見たぞ!)
不世出の名技術者、アンドレ・ルフェーブル氏は1964年に他界したが、その少し前に師匠ヴォワザンに感謝の手紙を送ったそうだ。師匠が親友のアンドレ・シトロエン氏に紹介してくれて入社できたことを一生感謝し続け、彼クラスの技術者なら他社を渡り歩くことが珍しくない中を、生涯をシトロエンのために献身的に働いたのだ。ここまで来るとドラマである。
トヨタにこのような人間ドラマがあるのかね?

003
匿名 2007/7/10 10:40

お金をかけずに品質を保とうとするからムリが出るんですよ。
下請けに利益を投下して設備改善すればもっと不良は減るのに。
不良だって、減ったというより、流出させなくなった、の方では?
現場の人はきっと大変でしょうね。。

004
匿名 2007/7/10 12:19

徹底的に無駄を省いたツケ。
必要なものまで省いてしまった。

それは人件費。

005
匿名 2007/7/10 15:38

品質がリスクって、どんだけ切り詰めているんだ?
国内で車が売れないって時もだが、答えが目の前にあってそれに気づかない、まるで禅問答のようなお話ですね。

006
オールドファン 2007/7/11 01:41

人材を育成?
笑わせるな。人をこき使って過労死や精神病に追い込み、労働者が次々と脱落している。期間工の悲惨な現実。勤務時間に限度がない班長とか、なり手がいるはずがない。人材が育たない会社に未来はない。
次々と新型車を開発させ、開発部隊は疲弊している。出てくる新型車は、どこかで見た気がするものばかり。昔から他社をパクッた手口で、他社が育ててきた市場を横取りする。1980年代、FF2ボックスが売れた頃、マツダ・ファミリアそっくりのターセル・コルサを出したり、SUVが売れれば三菱パジェロそっくりのランクルを出したり、ミニバンが売れればホンダ・ステップワゴンそっくりのノアを出したり。
トヨタは保守的なメカニズムで、自動車に興味のない向きや、維持費をかけたくない向きのための商品を提供してきた。トヨタのユーザーは、無難な商品として購入してきたと言える。いわゆる、ノンポリのための移動手段に過ぎないのだ。お金をかけなくても乗り続けられる輸送機器なのであり、設計思想とか哲学とか全く関係なし。だから、拘りのある向きには受けないのだ。
だがトヨタの小型車を例に取ると、質が低下している傾向がある。塗装工程の簡略化で傷に弱くなった気がするし、以前より錆が出やすくなった感じがする。亜鉛メッキの採用車種を減らしているのではないか。
内装の質感も低下している。トヨタと比べると他社の同クラス車は以前なら安っぽく見えたものだが、最近では同じかトヨタの方が低いか。いずれにしても材質を下げているのは間違いない。
軽自動車に客が逃げている現状は、ここに理由があるかも。造りが同じなら、わざわざ小型車の税金を払ってまでトヨタのベーシックカーに乗る必要はないからだ。

007
匿名 2007/7/11 02:24

そのトヨタ方式が欠陥だと言うことを分かってるのか
自工程以外の前後工程を把握してる作業員は少ない
本来の最高品質の物作りは
一つの物は一人で作るべき
チェック複数人でやるからこそ
高品質の物が出来る

そしてこの無駄に流行ったトヨタ方式理論のおかげで
大混乱している現場の数々
馬鹿なトップたちがトヨタ方式を取り入れて
全職場から椅子の撤去とか言う変な事を言い出すトップまで居る始末
しかし本来のトヨタ方式は
椅子の要らない現場は椅子を置かない
だけであって事務やらなんやらまで椅子を撤去するのがトヨタ方式じゃない

008
匿名 2007/7/11 06:55

コストダウンの名の下に現場を知らない奴が、下請け会社の現場に乗り込み言いたい放題で、現場が過去から積み上げてきた現場管理術をぶち壊してるから、品質低下を起こす。

009
匿名 2007/7/11 10:22

お偉方はよく「足りん足りんは工夫が足りん」とおっしゃるが、少なくとも本業に関しては、最近はどう見てもお偉方の方が工夫が足りんよ
金ころがしはとても上手になったようだがね
面と向かって言い放ってやれないのが社畜の辛いところだ

010
匿名 2007/7/11 14:44

カンバン方式止めてくれ。道路を倉庫代わりにするな。

011
  2007/7/11 17:29

そもそもトヨタ方式とは未熟練者が一定のレベルで仕事できる環境であって
熟練工には不向きだしコストダウンの方式ではないと

012
匿名 2007/7/11 18:04

1.を書いた者だが、確かにトヨタが皆さんが言う通りの方法でモノ作りをしているのであれば、生産管理のあり方にも問題なしとは言えないかもしれない。私自身は実際の現場に入ったことがないので、正確な判断はしかねるが。
しいて言えば、記事中にある「インライン計測」など
>未熟練者が一定のレベルで仕事できる環境
を実現している点は、やはりある程度評価すべきと思う。引用させていただいた11.氏が指摘するように、コスト面での課題が残るとしても。
理想は別として、さすがに量産メーカーが一つの車全部を一人でつくることはできないという現実があるなか、トヨタをはじめとする自動車メーカーには、モノづくりの構造に破綻をきたさぬよう、製造ラインのシステムとしての首尾一貫性だけは今後も堅持してもらいたい。

013
匿名 2007/7/15 08:45

1&12さんへ。
トヨタ生産方式には確かに「標準化」っていうものがあって、
それは確かに「未熟練者が一定のレベルで仕事ができる」仕組みなんだけれども、それはあくまで「仕組み=仕事のやり方」だけであって、作業スピードまでは全く想定されていない。
だから新人にはちゃんと教育期間があるし、ある程度「熟練」するまでは作業スピードが追いつかず、規定の生産量は守れない。それがプレッシャーになって製品の不良も増えるし、本人も精神的に追い込まれることもある。
インライン計測っていうのは上記の、
>未熟練者が一定のレベルで仕事できる環境
とはちょっと違って、検査をする「工程」をある別の工程の中に組み込んで自動化することによって、工程短縮および、不良をなるべく早く感知して少しでもムダを減らすのが目的。
まぁ機械がやってくれるわけだから、未熟練者に優しいと言われればそれまでですが。

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