2024年 4月 16日 (火)

「久本雅美が公明党から出馬」 もっともらしい噂が駆け巡る

   人気タレント久本雅美さん(49)が次期衆院選に出馬するのではないか、とスポーツ紙や週刊誌の一部が報道したのがきっかけで、ネット上では出馬に対して賛否両論が渦巻く「祭り」が始まっている。選挙に出れば当選間違いないといわれるだけに、もっともらしい噂でも騒ぎになるようだ。

選挙に出れば当選は間違いない?

「公明党からの出馬説」は過去に何度も浮上したそうだ
「公明党からの出馬説」は過去に何度も浮上したそうだ

   久本さんといえば好感度タレントのトップの常連。キリンホールディングスが07年9月6日に発表した調査でも、「一緒にお酒を飲みたい女性上司」では、黒木瞳さんに次いで2位という人気者だ。芸能人が国政に進出する度に、久本さんが選挙に出れば当選は間違いない、などという噂が立っていた。ただし、超売れっ子で、人気劇団も抱えているという状況下では出馬は難しいし、本人が政界に興味があるようにも見えなかった。

   しかし、メディアが久本さんの心境の変化を勘ぐりだしたのが2007年7月の参議院選挙。久本さんは多忙にもかかわらず公明党議員の応援で全国を飛び回った。

「公明党の浜四津敏子代表代行とタレントの久本雅美さんは同党現職の応援に駆けつけ、梅田の阪神百貨店前で22日正午から街頭演説(中略) 『何としても勝たせて』と訴えた」(朝日新聞07年7月23日付け)
「池袋駅東口。タレントの久本雅美さんも駆け付け、見物の人だかりができる中、1期6年の実績を強調。『美辞麗句より、政策と実績で選んでほしい』と絶叫した」(読売新聞07年07年29日付け)

などと全国紙が報道。テレビでも度々選挙応援で絶叫する姿が映し出された。

   「久本雅美『衆院選出馬指令』の仰天」という特集記事を組んだのは「週刊アサヒ芸能」の08年1月17日号だ。記事には07年12月に公明党の支持母体である創価学会の人事が刷新され、久本さん、山本リンダさん、岸本加世子さんの3人が芸術部に新設された女性部長という役職に抜擢。これは、芸能人による公明党の選挙応援強化と考えられ、久本さん自身が候補になる可能性もあると書いていた。

   08年3月11日付け「東京スポーツ」には「マチャミ衆院選出馬情報」という大きな見出しが躍り、07年5月に年齢を2歳若くサバ読みた事実をカミングアウトしたのは、

「みそぎを済ませ、衆院選に出馬させるという創価学会の作戦だったといわれている」

というジャーナリストのコメントを掲載している。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中