USENに20億円の賠償命令 東京地裁「独禁法違反」と判決

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   有線音楽放送で業界2位のキャンシステムが、違法な安値戦略で顧客を奪われたなどとして、業界最大手のUSENに対し総額約113億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が2008年12月10日、東京地裁であり、畠山稔裁判長はUSENに20億円の支払いを命じた。その理由として、畠山裁判長は、「競争を実質的に制限し、独占禁止法に違反した」としている。

   判決によると、USENは03年にキャンシステムの社員約500人を大量に引き抜き、04年まで、同社の顧客をターゲットに無料キャンペーンを展開して、約5万人の顧客を切り替えさせた。

   一方、USENもキャンシステムが違法行為をしているとして総額約143億円の損害賠償を求めたが、畠山裁判長は、これを棄却した。これに対し、USENでは、「承服しかねる。直ちに控訴する」とのコメントを明らかにしている。

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