歌手デビュー山口百恵「長男」その実力と人柄と評判

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   元歌手の山口百恵さんの長男・祐太朗さんがロックバンドのボーカルとしてデビューしていたことがわかった。「友和・百恵の超大物カップルの長男」「精悍(せいかん)なたたずまいは友和似、目とふくよかな唇は百恵さん似のイケメン」などと各紙に取り上げられている。デビュー曲は清涼飲料水のCMに起用され、歌手としての実力も評価されている。百恵さんの長男は、どんな人なのだろうか。

新人としては異例の期待の高さで報じられる

   元歌手で女優としても活躍した山口百恵さん(49)と俳優の三浦友和さん(56)の長男・祐太朗さん(24)が4人組ロックバンド「Peaky SALT(ピーキーソルト)」のボーカル兼ギター、「ユウ」としてデビューしていた。2008年12月28日付け「スポーツ報知」「日刊スポーツ」などが報じた。

   百恵さんは1973年に「としごろ」で歌手デビューし、一躍トップスターに上りつめたが、人気絶頂のさなか21歳の若さで三浦友和さんとの結婚を機に1980年に引退。84年に祐太朗さん、85年に次男貴大(たかひろ)さんを出産した。復帰を望む声も多かったが、二度と芸能界に戻ることはなかった。

   「伝説」や「神話」とも言われている百恵さん。長男の歌手デビューは、新人としては異例の期待の高さで新聞、テレビに取り上げられている。

   2008年12月28日付け「スポーツ報知」は、「三浦友和・百恵さん長男が歌手デビュー」という記事の中で、

「父である三浦友和をほうふつとさせる甘いマスクに、伸びやかなボーカル。友和・百恵の超大物カップルの長男が、両親と同じ世界に飛び込んだ」

と報じた。

   同日付け「日刊スポーツ」は「元歌手の山口百恵さんと俳優三浦友和夫妻の長男三浦祐太朗が歌手デビュー」と題した記事で、

「せつない歌声とさわやかなルックス。Peaky SALTのユウのお父さんとお母さん。百恵さんと友和が、そう呼ばれる日が来るかもしれない」

としている。

   また、歌声もさることながら、「精悍(せいかん)なたたずまいは友和似、目とふくよかな唇は百恵さん似のイケメン」(12月29日付けサンケイスポーツ)という爽やかな容姿も注目を集めている。

両親の名前を出さずに地道にライブ活動

   祐太朗さんは高校3年生の時に、中学の同級生らとロックバンド「Peaky SALT」を立ち上げた。その経緯について、祐太朗さんはバンドの公式ホームページ内の日記に08年10月1日、こう書いている。

「中学2年冬、隣のクラスだったキミ(メンバーのキミヒデ)との出会いは未だ鮮明に脳裏に焼きついています。当時の彼は先輩とバンドを組んでいたこともあり、金髪で目つきが鋭く、近づくものには容赦なく噛み付き、『邪悪な小型犬』と呼ばれ周囲から恐れられていました。そんな彼が僕に近づいてきてこう言い放ったのです。
『おいお前ぇぇ、歌うたえるんだってぇ?今度テストするからなぁぁあ(白目で) 』
あまりに突然で、あふれ出る恐怖を抑えながら返事をするのがやっとでしたが、今思えばそれがPeaky SALTの始まりでした」

   他のメンバーとの出会いについても、独特のユーモラスな文章で綴っている。高校3年の文化祭で本格的にバンドとして活動するにあたり、固定のドラマーを探していた。そんな時に、「スーザン」という愛称で親しまれる「スヤマ」と出会った。

「2つ下に超重量級ヘビメタ(ヘビーメタボ)ドラマーがいるという噂を聞きつけた僕らは、ハンバーガー片手に近付いていき、一斉に取り囲み、見事スーザンの餌付けに成功したのでした」

   大学卒業後は一般企業への就職も考えたらしいが、両親の承諾を得て、音楽の道に進むことを決めた。「親の七光り」と思われるのが嫌で、両親の名前を出さずに地道にライブ活動を続ける。そんな中、制作したデモテープがプロデューサーの目に留まり、08年5月にレコード会社バップと契約。11月に念願のデビューを果たした。

   デビュー曲「イトシセツナナミダ」は、祐太朗さんが家庭教師をしていた男子中学2年生の実体験にヒントを得て詩を書き下ろしたという切ない恋物語だ。そのキャンペーンのため、祐太朗さんは1人で札幌、盛岡、仙台、郡山、浜松、名古屋、津、京都、大阪、神戸、福岡と全国各地を飛び回った、と公式ホームページの08年12月13日付けの日記で明かしている。他のメンバーは東京で新曲に取りかかっており、「ピーキーソルトの宣伝は俺にまかせろ精神で、気合い入れて頑張ってきました」。初キャンペーンということもあり、「不安と緊張が入り交じってほんの少しだけナーバスになってた」が、やってみたら、「そんなもの全くの無駄だったと思えるほど毎日が刺激的で楽しくて、何より人と人とのつながりの暖かさを感じる事ができて、最高に素晴らしいキャンペーンになった」とし、手応えを感じたようだ。

   その一環で08年12月1日にスポーツ報知北海道総局を訪れたようだ。同月28日付け「スポーツ報知」は前出の記事の中で、祐太朗さんの印象についてこう書いている。

「取材での話し声は小さく、おとなしそうな印象だった。『俺が、俺が』のタイプでなく、育ちの良さも感じさせた。この場でも親のことに触れることはなかったが、顔つきはまさに両親の遺伝子を受け継いでいる印象だ」

「いい音楽を作って、山の頂を目指して頑張っていきます」

   「イトシセツナナミダ」はデビュー曲にして、早くもCMに起用されている。ハウス食品の清涼飲料水「うるおい美率」のテレビCM(08年12月1日から末日まで放映)で、曲だけでなく祐太朗さん自身も出演している。ハウス食品の広報担当者は曲を起用した理由について、「商品のコンセプトと合っていたため」と説明。視聴者の関心も高く、「楽曲や出演者、放映期間に関して、問い合わせをいただいています」という。

   動画投稿サイト「ユーチューブ」には、「イトシセツナナミダ」のプロモーションビデオがアップしている。コメント欄には、「いい声だと思う。CM流れてる時から気になってました」「この歌、凄く好きなんです!!」などと書き込まれている。また、「艶のある声ですね」「声だけですが凄く人を引きつけるものがあって来年は大ヒットするでしょう」といった「声」に注目しているコメントも多い。

   個人のブログで話題になっている単語を解析するサイト「kizasi.jp」では、「イトシセツナナミダ」という単語が12月29日時点でランキング3位に浮上し、関心の高さを裏付けている。

   公式ホームページの12月13日の日記によると、祐太朗さんはキャンペーンが一段落して、メンバーとセカンドシングルのレコーディングに取りかかっている。さらに同月27日には、来年への決意をこう綴っている。

「2008年は色んな人に支えられて、デビューというスタートラインに立てました。2009年もたくさんいい音楽を作って、山の頂を目指して頑張っていきますので、宜しくお願いします」
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