農林中金1兆9000億円を調達 理事長に生え抜きの河野氏

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   農林中央金庫は、1兆9000億円を傘下の農協などから調達する資本増強を行うこと、また上野博史理事長が2009年3月31日付で退任して河野良雄副理事長が理事長に昇格する人事を発表した。

   農林中金は08年9月中間期の最終利益(単体)が、世界的な金融危機の影響で、前年同期比92.5%減の104億円に激減した。上野理事長は6月の任期満了を待たずに巨額損失の責任をとるかたちで、事実上の引責辞任となる。農林中金の理事長は歴代、農水省事務次官OBが就いていたが、河野氏は初の生え抜きとなる。

   増資は、各都道府県の信用農業協同組合連合会(信連)などのJAグループ内から約1兆4000億円を「後配出資」という方法で、また約5000億円の永久劣後ローンで調達する。1兆9000億円は国内金融機関では過去最大となる。

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