ジャガイモ、タマネギ2倍近くに 野菜高騰深刻な事態に

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   野菜価格の高騰が止まりそうにない。なかでも、ジャガイモやタマネギなどが卸売価格で前年の約2倍にまで値上がりした。これから本格的な収穫時期を迎える東北や北海道の天候が回復しないと、「高騰が野菜全体に広がる」(青果市場の関係者)心配が出てきた。

産地の「切り替え」うまくいかず、品薄続く

   東京都中央卸売市場の2009年8月第1週(7月31日~8月1日)の青果物市況によると、1日の平均入荷量は4574トンで、前年同期比で2%減った。品目別では、だいこんやピーマン、にんじん、ジャガイモなどが減っている。原因は、産地が長雨と日照不足、低温といった天候不順に見舞われたからだ。それによって、野菜の発育も遅れている。

   青果市場によると、だいこんは雨が多くても適度な晴れがなければ大きくならないため、北海道産の入荷が遅れている。ネギも主力の東北産の発育が遅れて、全般的に不足ぎみ。いまのところ、その出荷不足を茨城産などが補っている。

   また、ピーマンの主力産地である福島県や岩手県の入荷量が08年よりも少なく、福島産のきゅうりは入荷が後ろにずれ込んでいる。トマトは08年に比べて千葉産が53%、栃木産が54%の入荷にとどまった。

   青果市場の関係者は、「8月の、ちょうど今ごろは茨城産や千葉産などの首都圏の産地から、東北産や北海道産に品物が切り替わる時期なんです。今年は関東近県で獲れるモノの作柄が悪いうえ、北海道産なども発育の遅れで入荷量が減っている」と説明する。

   とくにジャガイモは北海道産が出遅れ。タマネギも、いまは淡路産(兵庫県)などが主力だが、9月になると北海道産の「出番」。しかしこのまま天候が回復しなければ、タマネギの数量は不足したままだ。

   台風や活発な梅雨前線の影響で全国的な悪天候が続いていて、2009年8月10日にはとうとう、仙台管区気象台が「東北地方は、梅雨明けが判断できないまま、秋への移行期に入った」と発表した。

価格の高騰は野菜全体に広がりつつある

   収穫の遅れや不作による価格の高騰は深刻化しつつある。農林水産省が調べた主要卸売市場における卸売価格によると、2009年7月下旬のだいこんの価格は1キログラムあたり76円で前年同期比21%増だった。にんじんは同77%増の152円、きゅうりは80%増の232円、ピーマンは30%増286円、トマトは42%増287円。ジャガイモは206円と2倍に増えた。タマネギも63%増の111円だった。前出の青果市場の関係者は「水準としては一昨年並み」というが、前年に比べると全体で約3割高い。

   キャベツなどの葉茎菜類などと違って、ジャガイモなどは日持ちするので、品物を多めに確保しておきたいこともあって、価格が上がっている。

   群馬産や長野産など、比較的安値(前年並み)が伝えられていたキャベツやはくさい、レタスでさえ、8月に入って作柄が悪化。長雨による日照不足が響いてきた。

   夏らしい、すっきりした晴天が戻ってこないと、ジャガイモやタマネギ、にんじんなどに加えて、キャベツなどの葉茎菜類にまで、値上がりが広がりそうだ。

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