光市事件被告の「実名」表記ルポ、出版へ

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   山口市光市で起きた母子殺害事件の被告の元少年(28)が実名で登場するルポルタージュが2009年10月上旬に出版されることが明らかになった。書籍のタイトルは「○○君(実際の書名では被告の苗字を表記)を殺して何になる―光市母子殺害事件の陥穽(かんせい)―」。少年法では、少年事件の被告の氏名や年齢など「当該事件の本人であることを推知することができるような記事」を出版物に掲載することを禁じているため、同法への抵触が問題となる可能性もある。

   版元の「インシデンツ」によると、著者で大学職員の増田美智子さん(28)が被告と25回面会し、文通を重ねた内容や、100人以上に周辺取材した結果から、被告の人柄に迫る内容だという。インシデンツでは、「買う人に買っていただいて、ひっそりと売れていけば良いと思っていたが、予想外にマスコミで取り上げられて驚いている」と話しており、新聞や雑誌に広告を出稿する予定はないという。価格は1575円。

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