2024年 3月 29日 (金)

久しぶりレクサスが絶好調 ハイブリッド人気どこまで続くか

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   トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」の販売台数が3か月連続の2ケタ増と絶好調だ。2009年7月に投入したハイブリッドモデル「HS250h」のせいだ。この好調はいつまで続くのだろうか。

   自動車販売連合会が公表している「ブランド別新車販売台数」によると、レクサスの販売台数は、09年7月から3か月連続で前の年を上回っている。7月は6.0%増の1895台、8月は47.0%増の1745台、9月は31.8%増の3044台と順調だ。そして10月も52%増で約2400台に達すると見られている。

8月47.0%増、9月31.8%増、10月も52%増

2009年7月に発売されたハイブリッド専用モデル「HS250h」が人気を牽引している
2009年7月に発売されたハイブリッド専用モデル「HS250h」が人気を牽引している

   もともとレクサスの販売台数は、5月を除いては前の年を下回る苦戦を強いられていた。7月からは上向いたのは、7月14日に投入したハイブリッド専用モデル「HS250h」の登場による。燃費性能が1リットルあたり23.0kmで、同じクラスの「IS250」(11.8km/L)と比べると、およそ2倍というのが最大の特徴だ。

   SNS「mixi」内にある「HS250h」のコミュニティにある書き込みには、「とても静かで、中も広いので家族にも好評です」「新素材のファブリックシートの肌触りは非常にいい」「穏やかな車でかなり気に入りました」などとある。燃費性能に加え、走り心地の良さ、広く過ごしやすい車内が好評を得ているようだ。

   しかも、価格は400万円を切る395万円。発売当時はレクサスの中で最も安値のモデルだったこともあって、発売1か月で1万台の受注を受ける人気ぶり。販売目標の月500台もクリアした。現在は、生産や出荷には時間がかかっており、10月23日以降の注文分の納期は10年5月以降となる見込みだ。なお、購入者は50~60代以上が7割を占めているという。

   トヨタ自動車広報もレクサスの販売台数の伸びは「HS250h」の投入が大きく影響していると見ているが、これ以外にも、2009年1月に発売されたSUV車「RX350」、4月に投入した「RX450h」も好調だとしている。

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