慶大「全裸疾走」事件 学生に「けん責」処分

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   「女子アナの登竜門」としても知られる「ミス慶應コンテスト」の主催者として有名だった学生サークル「広告学研究会」を無期限の活動停止に追い込んだ公然わいせつ事件が、一応の決着を見ることになりそうだ。2009年12月下旬になって、大学の各学部が、事件を起こした学生に対する処分を次々に発表し始めた。だが、下されたのは、学則で定められている中では最も軽い「けん責」処分。事実上の「厳重注意」で「軽すぎる」といった声も出てきそうだ。

   事件が起こったのは、09年9月20日午前4時15分頃。「広告学研究会」メンバーの男子学生9人が、東急東横線日吉駅(横浜市港北区)に隣接する商店街から駅構内にかけての数十メートルを全裸で疾走。

商・経済・文の3学部で処分

処分内容はキャンパス内の掲示板に掲示されている
処分内容はキャンパス内の掲示板に掲示されている

   女子学生1人が、その様子をビデオ撮影するなどしたとされる。男子学生9人は当初、大人用紙おむつをはいて局部を露出した上で駅周辺を走り回っていたが、これがエスカレートしたという。

   それから20日以上が経った09年10月13日になって、神奈川県警港北署などが10人を公然わいせつ容疑で書類送検。事件が明るみに出た。これを受けて、「広告学研究会」は、無期限で活動を停止することを発表。「ミス慶應」についても、09年11月22日に第26代が選ばれたのを最後に、10年以降の開催は白紙となっている。

   事件当時、大学側は「今後、学生への指導を徹底する」などと表明していたが、学生の処分については、学生が所属する学部が判断するとしていた。事件から2か月が経って、その処分が発表され始めている。学生10人はいずれも1年生で、内訳は、商学部4人、理工学部2人、経済学部1人、法学部1人、文学部1人、環境情報学部1人と6学部にわたる。

   同大の本部がある三田キャンパス(東京都港区)や1年生の大半が通う日吉キャンパス(横浜市港北区)、環境情報学部がある湘南藤沢キャンパス(神奈川県藤沢市)の掲示物を確認した限りでは、現段階で処分が発表されているのは商・経済・文の3学部。

   例えば文学部では、以下の文面が12月21日付けで、学部長名で発表されている。

「周知のように、平成21年9月、複数の学生が日吉駅周辺で社会性に反する行為を行い、その後公然わいせつの疑いで書類送検されました。残念なことにその中には文学部の1年生(女子)も含まれています。いうまでもなく、このような行為は大学の気品を損ね、学生としての本分に著しくもとるものであります。よって、文学部教授会は学則第188条に基づき、当該学生に対し譴責する処分を決定しました。今後かかることがないように、文学部学生諸君は、その責任を十分に自覚し学生生活を送られるよう希望します」

学則に定められた中では、最も軽い処分

   文面は各学部によって微妙に異なるが、いずれも処分内容は「けん責」で、その根拠として「学則第188条」をあげている。この「学則第188条」には、

「この学則若しくはこれに基づいて定められた学内諸規則に違反し、または学業を怠り、気品を害ね、その他学生としての本分にもとる行為のあった者については、懲戒として情状により譴責、減点、停学または退学の処分をする」

とあり、今回の処分は、学則に定められた中では、最も軽い処分だということが分かる。

   なお、過去にこの条文が適用された事例としては、(1)定期試験で不正行為を行った学生に対して、その学期の全単位を剥奪した上で、実名を掲示板に掲示=処分としては減点(2)知人に暴力をふるって逮捕された学生=後に示談が成立、起訴猶予処分=に対して無期停学処分、といったものがある。今回の事件では、このような実質的な処分は行われていない形で、事件が引き起こした社会的影響との整合性の面から、今後議論が起こる可能性もありそうだ。

   残る理工学部、法学部と環境情報学部も、近いうちに処分を発表するものとみられる。

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