2024年 4月 18日 (木)

テレビ接続用パソコン 映像見るためだけで買うのか

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   台湾のパソコン(PC)メーカー・アスースが、テレビに接続して使うミニPCを発売した。「リビングでインターネットを楽しむためのPC」とうたうが、ネットブラウザやアプリケーションで表示される文字はテレビ画面では見づらい。テレビで問題なく楽しめるのは映像コンテンツぐらいだ。その目的のためだけに、わざわざ買う人はいるのだろうか。

   アスースは1月30日、テレビ接続型PC「EeeBox PC EB1501」の発売を開始した。重さ1.2キロの小型PCで、価格は4万9800円。PC本体にワイヤレスのキーボードとマウスがセットになっているが、モニターはついていない。「テレビにつないでインターネットを楽しもう」というのが、同製品のセールスポイントなのだ。通常のPCモニターにつなぐのと同じように、リビングにあるテレビの横に置き、接続して操作する。

「大型テレビにつないで、高画質動画が問題なく見られる」

   アスース日本法人に聞くと、「30~40インチの大型テレビにつないで、高画質(HD)の動画が問題なく見られる」と話す。PCはDVDマルチドライブを搭載しており、ネット経由で入手した映像に加えて映画などのDVDも楽しめるという。「PCモニターは19インチが主流」(同法人)で、30~40インチともなると、価格は同サイズの薄型テレビより割高なものが多い。迫力のある映像を楽しむためには、わざわざ高額なPCモニターを買うよりテレビに繋いだ方が早い、というわけだ。

   しかし、現状ではまだまだ動画の閲覧より表示されたテキストを読むことが多い。この点をたずねると、アスースは「用途に応じて、PCをビジネスに使うのであれば(テレビではなく)専用モニターにつないでお使いいただければ……」と、歯切れが悪い。テレビ「にも」接続できるが、必ずしもそれが「前提」ではないようだ。「大型テレビでネットを楽しむ」とのうたい文句も、動画コンテンツ以外となると今ひとつ説得力に欠けている。

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