金急騰で貴金属店2時間待ち 売却する中高年女性であふれる

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   金価格急騰で、金地金やゴールドジュエリーの売買に貴金属店を訪れる人が増えている。貴金属店の老舗で、田中貴金属工業の直営店「GINZA TANAKA」では、多いときには2時間待ちの状況だ。

   ジュエリーのリサイクルも取り扱う同社だが、店頭の混雑具合により貴金属商品の持ち込み点数を一人10点に制限するほどの盛況ぶりで、店内は中高年の女性客であふれている。

   ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物価格は連日、最高値を更新。2010年5月12日の金先物相場は、取引の中心である6月物が一時1トロイオンス1249.2ドルまで上昇する場面もあり、前日比22.8ドル高の1243.1ドルで取引を終えた。

小売価格は1グラムあたり4000円が目前

   金の価格は日本でも急騰。東京工業品取引所(TOCOM)の金先物相場(標準)は5月13日、前日比41円上昇の1グラムあたり3725円と、3700円台に乗せた。TOCOMでの最高値は、1982年の4300円超だが、「上昇のスピードが速い」としている。

   また、金の現物を取り扱う田中貴金属工業によると、13日の小売価格は1グラムあたり3928円で、前日比41円の上昇と4000円が目前だ。

   いずれにしても、きょう買って明日売れば儲かるような状況が続いている。

   金急騰の背景にはギリシャをきっかけとした欧州の財政不安への懸念があるが、ユーロをはじめ、米ドルや日本円、英ポンドなどまでが「弱い」ことが、「安全資産」としての金が世界的に買われている状況をつくった。

   田中貴金属工業は、「ある国の中央銀行が買いに入っているとの情報があるほどで、それらを材料に買われているようだ」(貴金属部)と話す。個人投資家などによる金ETF(上場投資信託)への投資も旺盛で、それを見越した投機マネーの現物買いが価格を押し上げていることもある。

   金の売買動向について、同社は「世界的にみると、買いは欧米勢、換金売りはアジア勢といった図式。(買い材料が多く)現状で金に追い風が吹いていることに変わりなく、1オンス1300~1400ドルくらいには上昇するのではないか」とみている。

ネックレスや指輪は持ち込み制限も

   一方、世界的な金の高騰で、金地金やゴールドジュエリーを売買しようと貴金属店を訪れる人も増えている。GINZA TANAKAは、「連休明けぐらいから混み合ってきました。多いときには2時間待ちで、待ちきれずに出直される方もいます」と話している。週末の午後は、とくに混んでいるそうだ。

   田中貴金属工業では金地金の売買のほか、貴金属リサイクルの「RE TANAKA(リ・タナカ)」で不要になったネックレスや指輪、イヤリングなどを買い取っていて、こちらも中高年の女性客でにぎわう。銀座本店は地金の受付窓口と、「リ・タナカ」の窓口とを分けているが、新宿店や横浜元町店などは窓口が一つなので、持ち込み点数を一人10点にしぼらなければならないほど。「1点1点鑑定していて時間がかかるため、制限させてもらっています」(広報セクション)と説明する。

   価格の上昇で売りが圧倒的と思われがちだが、「さらなる値上がりを期待して買っていく人もいます」という。

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