GIGAZINE編集長の求人記事が波紋 「プライベートでも仕事考えろ」

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   ニュースサイト「GIGAZINE」が、記者・編集者の募集記事で、プライベートと仕事を分けるような社員はいらないと宣言して、波紋を呼んでいる。実際に、こうした社員を解雇したといい、ネット上では、真意がどこにあるのかなどを巡って賛否が分かれている。

   10年前にスタートした「GIGAZINE」は、IT系から食品・飲料などまで様々なニュースを扱うブログ形式のサイトだ。同サイトの説明によると、月間ページビューは、今や6000万ほどもあるという。

仕事に意欲ないと編集部員を解雇

波紋を呼んだ求人記事
波紋を呼んだ求人記事

   反響を呼んだのは、2010年8月2日に載せた長文の記事だ。山崎恵人編集長自ら、「恥をしのんでここに公開」したという。

   それによると、サイトでは、07年秋からの人材募集で記者・編集者が10人近くになった。ところが、これら社員の中には、仕事を時給ベースで考え、プライベートの時間も仕事に割くような意欲を見せない人が出てきたというのだ。こうした社員は、趣味の体験などを記事にすることを拒んだり、そうするならお金を払うよう求めたりするように。その結果、社内での実力格差が広がり、読者から記事の質が低下していると指摘されるようになった。

   これに腹をすえかねた山崎編集長は、8月2日付で編集部員1人を手始めに解雇した。今回の人材募集では、自らの価値観に合う「同志」を求めているという。そして、意欲を見せたにもかかわらず、「面接などで言っていたことが『虚偽』であるということが判明した場合は即刻、やめてもらう」としている。

   この記事は、はてなブックマークが1000以上も付く反響となり、そのコメントには、異論が多く書き込まれている。

   例えば、社員と幹部は立場が違う、仕事とプライベートを分けるのがプロ、給料以上に働けというのは社員への甘えだ、こんなことを公言するのはマイナスになる、といった意見だ。中には、「ブラック会社」との揶揄もあった。

   真偽は分からないが、社員だと告白して、はてな匿名ダイアリーで、この記事に反論する人も出てきた。

編集長「サイト上で説明するのでノーコメント」

   同ダイアリーの2010年8月2日付日記では、解雇された社員について、「正当なことを要求していた」と主張。社員を代弁して、休みの取得や給料アップ、パワハラの中止を求めていたという。

   日記を書いた人も、「辞めようか迷った」。給料は安いとして、財務状況を公開するよう求めている。現在、社内の雰囲気はピリピリしているといい、「こんな状態で面白い記事なんか書けるか」と訴えた。

   もっとも、ほかのブログなどでは、山崎恵人編集長の真意が別のところにあったなどして、擁護する声もいくつか出ている。

   ライターの松永英明さんは、自らのブログ「絵文録ことのは」で、「GIGAZINE」の求人募集について、「おかしなことを言ってるわけではない」と指摘した。松永さんは、山崎編集長がプライベートを捨てて社畜になれと言っているわけではなく、自己投資として技術を磨いたり、知識を学んだりすることが大切だと言っている、とみる。

   また、プログラマーの生越昌己さんは、ブログ「おごちゃんの雑文」で、山崎編集長の訴えを「ベンチャーの悩みそのもの」だとした。ベンチャー企業の創業者なら、「同志」を求めているが、経営者として処遇すれば面倒を抱えてしまうため、自由に能力を発揮できる社員に頑張ってほしかったのでは、との見方を示す。

   では、求人記事の真意は、どこにあったのか。

   「GIGAZINE」の山崎編集長は、取材に対し、サイト上で説明するとして、「ノーコメント」とだけ答えた。また、社員と告白する匿名ダイアリーの内容についても、ノーコメントとしている。

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