家計の金融資産0.3%増の1441兆円 「現金・預金」増える

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   日本銀行が2010年12月17日に発表した7~9月期の資金循環統計(速報)によると、家計が保有する金融資産残高は、1441兆7865億円(9月末)となり、前年に比べて0.3%増えた。

   家計の「現金・預金」は1.2%増の799兆8844億円。安全志向が強まり、金融資産の半分以上を占めた。「株式・出資金」は4.6%減、「投資信託」も2.3%減となるなど、9月末の株価下落の影響で資産価値が目減りした。半面、円高・ドル安を反映して外貨預金や外貨建て投資信託は増えた。

   一方、民間企業(金融機関を除く)の資産残高のうち、「現金・預金」は205兆9722億円で、10年3月末の過去最高を更新した。景気の先行きが不透明なことから、企業も余剰資金が積み上がっている。

   なお、資金循環統計は家計や企業、政府部門の資金動向を分析する。

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