「高田松原」の流された松 薪にして復興資金に

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   奇跡的に残った1本の松で有名になった岩手県陸前高田市の「高田松原」で、津波で流された数万本の松を薪などに加工して復興資金にあてる活動が始まった。

   福井県災害ボランティアセンター連合会の被災地での支援活動に参加したボランティアの発案だという。福井県坂井市のNPO法人「ふくい災害ボランティアネット」が陸前高田市の許可を得て取り組むことになり、松の回収作業にあたる重機ボランティア隊15人が現地入りした。作業初日の5月1日は、市内に散乱する松の木を保管する場所の整備などにあたった。

   担当者は「市民に愛された松を廃棄物にせず、復興に生かしたい」としている。薪は岩手県内の企業が加工する予定で、全国で販売して復興のための資金にあてられる。高田松原の海岸は約2キロにわたる樹齢300年を超す松並木で知られ、夏には海水浴客でにぎわう場所だった。

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