ボランティア活動後に起こる「惨事ストレス」とは?

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   災害ボランティア活動から帰った後、肉体的・精神的な変調をきたす人がいる。興奮状態が続いて寝つけなくなったり、頭痛や肩こり、めまいなどの症状が出て仕事や学業に集中できなくなったりする。さらには、極度の人間不信に陥り、周囲の人と摩擦を起こすこともある。

   どんな人でもある程度はこうした症状が出るが、これが1か月以上続く場合、「惨事ストレス」と呼び、ケアが必要となってくる。PTSD(心的外傷後ストレス障害)の一種だという。日本ファーストエイドソサェティでは、「惨事ストレスマニュアル」を公開して、症状や対処法を解説している。

   東日本大震災でも自衛隊や消防団などで惨事ストレスの症状を訴える人が出てきているという。組織に属する人は組織内でケアがなされるが、個人で災害ボランティアに参加した人へのサポートが必要だと日本ファーストエイドソサェティの担当者は訴える。さらに「被災現場を見ただけで惨事ストレスになってしまう人もいますから」と、今後増えてくることを懸念する。

   同団体では、ボランティア活動中および活動後の心身の変化に関する悩みをメールで受け付け、気軽に相談できるようにしている。アドレスは、kokoro_saigai@aol.jp。

   ちなみに、惨事ストレスを軽減するためには、ゆっくり休養をとり、親しい人とすごすほか、一緒に活動した仲間と話し合うことも大切だという。

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