伊達市、徹底した除染を計画 市内全域を対象に

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   徹底した放射線の低減に取り組んでいる福島県伊達市で7月3日から、除染アドバイザーによる除染プロジェクトが始まった。市民の健康管理や放射線の低減を目的に市職員計10人のプロジェクトチームが結成され、田中俊一・元原子力委員会委員長代理、福島医大の宍戸文男教授の専門家2人にアドバイザーを委嘱した。

   初日の3日は、富成小学校で保護者や教職員も参加して約100人でコンクリートやプールの水の除染試験を行った。校舎前のコンクリートでは、電気カンナなどを使って表面を削る試験で、放射線量が半分以下になることを確認したという。プールにたまっている水は、ゼオライトと凝固剤を使いセシウムなどの放射性物質などを取り除き、フィルターを使って浄化した。

   福島第1原発事故で113世帯が特定避難勧奨地点に指定された伊達市は、民家や道路だけでなく山林も含む市内全域の除染計画を策定する方針。具体的な除染方法は今後、国や県と検討、費用は最終的に東京電力に請求するとしている。

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