元ヤンキース投手、伊良部秀輝さん死去、米ロスの自宅で自殺か

   阪神やロッテ、米大リーグのヤンキースなどで活躍した元プロ野球投手、伊良部秀輝さん（42）が2011年7月27日（日本時間28日）、米ロサンゼルス近郊の自宅で死亡しているのが見つかった。報道によると、地元捜査当局は自殺とみているという。遺書などは残されていなかった。

   伊良部さんは1988年に香川、尽誠学園高からドラフト1位でロッテに入団。97年に大リーグに渡り、6年間、ヤンキースなど3球団に在籍した。03年に日本球界に戻り阪神で2年間プレー。退団後、ロサンゼルス近郊でうどん店を経営していた。09年に米独立リーグで現役に復帰し、四国・九州アイランドリーグの高知でもプレーしたが、10年に引退している。通算成績は日本球界で、72勝69敗11セーブ、大リーグで34勝25敗16セーブ。