花形事業次々に縮小、携帯で「完敗」 構造改革遅れたNECの前途多難

2012/2/13 12:03

   ソニー、パナソニック、シャープなど大手電機メーカーが相次いで2012年3月期に大幅な赤字に陥る見通しを発表し、日本の電機業界の苦境が浮き彫りになった。中でも低迷が目立つのが、外部委託先も含めて国内外で1万人を削減する方針を発表したNECだ。

   「市場に対する見込み違いに加え、製品力がなかった」。NECの遠藤信博社長は12年1月下旬の決算発表会見で、携帯電話機事業の「完敗」を認めた。スマートフォン(多機能携帯電話)の普及にはまだ時間を要するとの読みは完全に外れ、製品投入が出遅れた。

2009年にも2万人規模の人員削減を実施

   投入後も、米アップルのiPhoneや韓国・サムスン電子のギャラクシーに押され、もともと存在感のない海外はもちろん、国内でもシェアを獲得できなかった。2012年3月期の携帯電話の出荷計画は当初の740万台から下方修正を繰り返し、500万台にとどまる見込みだ。

   構造改革の遅れを指摘する声も多い。NECは2010年、日立製作所とカシオ計算機の携帯電話機事業を統合したNECカシオモバイルコミュニケーションズの業務を開始したが、「人員や重複業務のスリム化は進んでいない」(関係者)。製品販売でも効率化でも後手に回り、携帯電話機事業は2012年3月期に営業赤字になる見通しだ。

   NECは2009年にも、リーマン・ショック後の世界経済の悪化を受けて2万人規模の人員削減を実施した。

(続く)

キーワード

おすすめワード

がんばろう日本
がんばろう日本
がんばろう日本 詳しくはこちら

今旬ワード

スポンサードリンク

他の言語

J-CAST会員サービス

注目情報

木下先生と取り組む、自分快適化

「健診健診って、ありゃ医者の営業」と思っていません?コレ読んでみて。

ミニッツシンキング

東京スカイツリー
5月22日オープン!

スカイツリー情報満載の「スカイツリーウォッチ」!建築時の裏話なども。

ブログ'

季節を問わない「土鍋」

料理のジャンルを問わない、独自の発熱体構造で高い熱伝で、手早く美味しく料理を作る「Declare土鍋」

ブログ'

おすすめワード

【スポンサードリンク】

関連サイト

東京バーゲンマニア

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

東京バーゲンマニア
このページのトップへ