日本国債、フィッチが格下げ 中国やチリより格下に

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   格付け会社大手のフィッチ・レーティングスが、円建ての日本国債の格付けを「ダブルAマイナス」(最上位から4番目)から1段階引き下げて「シングルAプラス」にしたと、2012年5月22日に発表した。格下げは2002年11月以来、約9年半ぶり。

   フィッチのレポートによると、日本は国債の発行に歯止めがかからず、信用を維持できるかどうかの、「リスクが高まっている」ことを理由にあげた。そのうえで、「日本の財政健全化計画は切迫感に欠ける」とも指摘している。

   「シングルAプラス」は、韓国、中国やチリ、サウジアラビアより格下で、イスラエルやエストニアと同格にある。

   日本国債の格付けは、米ムーディーズ・インベスターズ・サービスが11年8月に1段階引き下げ、最上位から4番目の「Aa3」(ダブルAマイナスに相当)に、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も「ダブルAマイナス」としている。

   なお、格下げ発表後に円は下落して1ドル80円台を付けたものの、東京外国為替市場のドル円相場は5月23日13時時点で、1ドル79円台半ばで取引されている。

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